「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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12月22日(木)~23日(金)の1泊2日で実施した研修旅行(2)を終え、2年生の生徒たちが三々五々、晴れやかな笑顔で、冬休みのレッスン室開放に登校してきました。
教員たちにお土産話をしてくれ、この2日間の経験が2年生に大きな成長を与えてくれたことがわかりました。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高校のみなさん、先生方、奏楽堂のスタッフの皆様、本当にお世話になりました。
ありがとうございました!!
以下は、生徒たちのレポートです。
******12月22日(木)第1日目******
◆まちに待った藝高との交流。
関西から来た私たちを快く迎えてくださいました。普段からテンションの高い堀音生は、どこに行っても変わらず、藝高生の方々と楽しく交流しました。
合流のち、自己紹介、そして共に授業を受けさせて頂きました。
授業では、ベートーヴェンの交響曲第5番の聴き比べの後、感想や自分の音楽観を班で共有しました。全員で意見を交わらせることで、より仲が深まった気がします。
そして、翌日のコンサート練習が行われました。まずは、オーケストラと合唱に分かれての練習です。合唱のメンバーは和気あいあいとお話ししていました。私も仲良くすることができ、大変嬉しかったです。
初めての全員での合わせはとても感動的でした。会って1日目とは思えないほど素晴らしかったです。
最後に、交流会(ビンゴ大会)を行ってくださいました。ランダムに班に分かれて共に楽しみました。色々な方と交流させて頂けて、とても良い会でした。
一日を通してたくさん藝高生の方々とお話したり、一緒に音楽を作ったりと、親睦を深めることが出来てとても満足でした!
もっと沢山お話ししたかったですが、やはり時間は有限です。また会えた日に成長した姿を見せられるよう今後も努力していきたいなと思いました。(S.R.)
******12月23日(金)第2日目******
◆今日は演奏会に駆け回った1日でした!
午前中から昼にかけては1グループずつゲネプロがあり、各自昼ごはんをはさんであっという間に本番でしたが、学校を越えて「がんばってね!」「おつかれさま!」と声をかけ合う姿があちらこちらで見られました。音楽を通してみんなすぐ仲良くなっていてすごいなと思いました。
また、ゲネプロの待ち時間、ホールスタッフの方に奏楽堂の豆知識を教えてもらいました。ホールの天井が上演する演目によって高さが変わる、ということです。今日の演奏会はオーケストラ仕様で、なかなか見ないほど高めに設定されていたそうです。
奏楽堂という素敵なホールでアンサンブルの演奏をさせていただけたこと、また、藝高生のみなさんと交流し一緒に演奏できたことは私たちにとってまたとない貴重な成長の機会でした。お世話になったすべての方々に感謝の気持ちを忘れずに、75期一同これからもますます頑張っていきます!(K.M.)
◆研修旅行(2)の2日目は、7時から朝食を食べ8時半にアートホテル日暮里を出発し藝高に行きました。そこから各アンサンブルグループに分かれて最後の練習をしました。僕らのグループは高校の方で楽器を借りている人もおり、みんな揃っての練習は出来ませんでしたが、最後の時間を無駄にすることなく練習に励みました。
奏楽堂でリハーサルをし、改めてとても素晴らしいホールでとても感動しました。
僕達のアンサンブルもお互いの音・響きを聴き合い、いつもよりとても良い演奏ができたと思います。
本番では緊張の中で余裕をもって楽しく笑顔で演奏出来て皆とても楽しく終えられたと思いました。そして何より藝高の人達と演奏ができ、友達になり沢山の思い出作りが出来た事を本当に嬉しく思います。
今回一緒に同行して下さった堀音の先生、関係者の皆様、藝高の皆様、本当にありがとうございました✨
僕達はとても良い宝物を貰ったと思います。とても楽しかったです!(K.M.)
******2日間を通して******
◆私達は、研修旅行の感想を述べる前に、まず、この学びの場を企画し与えるのに携わって下さった全ての関係者の皆様に感謝しなければなりません。私が今、新幹線の座席をリクライニングし、くつろぎながらこの日記を書くことが出来ておりますのも、その方々がいらっしゃったからです。本当に有難う御座います。
私達は、この研修旅行(2)の2日間を自分達に実りのある経験値となる様に過ごすことができたでしょう。メロディケーションというグループワークで全く新しい方法で音楽を感じることができましたし、ベートーヴェンの交響曲5番に対する藝高生との意見交流も、とても勉強になりました。
しかし、奏楽堂での合同演奏会が我々に一番、かけがえのない思いをもたらしたのではないでしょうか。見も知らぬ音楽家達と、出会って24時間も経たない内に、同じ音楽を同じ場所で同じ時間に奏でたことは、少なからず、今後の音楽活動へ良く活きるでしょう。それに、我々と年の近き多数の他の音楽家の演奏を聴くことが出来たのも貴重な刺激でした。本当に有意義であるものの瞬く間の名残惜しい2日間だったと全ての人が感じていると思います。
今年も、大きな行事を催すのに制限があったものの、堀音の先生方が生徒の為に、あらゆる手段を使って必死になって旅行を計画して下さり、それを受け入れ行動して下さった全ての方々に改めて感謝します。
本当に、ありがとうございました。 (S.S.)