「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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4月11日(火)
今日は昨日に続いて、とても良いお天気です。
朝からまず、各学年ともクラス写真撮影を行い、続いて、1年生には各分掌からのオリエンテーションが、教務部を皮切りに始まりました。
進路部からは、「夢に向かって」と題した「進路の手引」を使いながら、まさに夢に向かってスタートする高校3年間の取り組み方について大きな指針となるお話がありました。その最後に紹介されたのが、二人の卒業生の姿です。
1人目は、今年のNKH大河ドラマ「どうする家康」で音楽を担当されている、本校47期卒業の稲本響さん。
彼は、本校でピアノ専攻に在籍。その頃から即興演奏も得意でした。卒業後はミュンヘン音楽大学に留学。現在、ピアニストとして、また、映画・ドラマ・舞台・CMなどの作曲・音楽監督も務め、その作品は国内外において数々の賞を受けておられます。
「『どうする家康』で流れる楽曲のピアノはすべて稲本さん自身の演奏です。毎週、ぜひ見て聴いてください。」と平田先生。
2人目は、65期卒業の貞松響さん。偶然の「響」つながりですね。
劇団四季に在籍されていて、「オペラ座の怪人」大阪公演(8/27千秋楽)にも出演中です。彼は、声楽専攻で東京藝大に進学し、将来は海外でオペラ歌手にと考えていましたが、大学時代にミュージカルにも取り組んでいた、その活躍から声がかかり、ものすごく悩んだ末に劇団四季を選びました。先日、キャスト全員のサイン入りの大きなポスターを持って、ふらっと堀音を訪ねてきてくれました。平田先生は「次に『オペラ座の怪人』が大阪に来るときには、きっと主要キャストとして戻ってきてくれるでしょう。」と期待を語られました。
「皆さんは将来プロの演奏家を目指して本校に入学してきたと思います。今は本校のカリキュラムで思う存分勉強して進学しましょう。そこで勉強や取り組みを続けた先には、様々な道がひろがっています。」と締めくくられました。
オリエンテーションはこのあと、生徒部、音楽科、保健部、図書館と続いていきました。