「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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憲法記念日の祝日、14:00より、昨夜の弦楽アンサンブルコンサートに引き続き、本校ホールにて管楽アンサンブル部によるコンサートが行われました。昨日同様、こちらも今年度入学した77期生1年生の初舞台となりました。5連休初日の開催でしたが、保護者の方々はじめ、たくさんの方にご来場いただき、大きな拍手で応援をいただきました。本当にありがとうございました。
前半は、5人から12人の様々な編成でのアンサンブル6つの演奏でした。1曲目のマルコム・アーノルド 金管五重奏曲は、「技巧的に難易度の高い曲」「現代の金管五重奏のレパートリーの中でも特に重要な曲」(プログラム楽曲解説より)とのことでしたが、それぞれの楽器の特性が活きた、華々しい演奏を聴かせてくれました。また、日景貴文 風の挽歌では、フルート、クラリネット、バスクラリネット、ソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックス、バリトンサックスそれぞれの音色が複雑に重なり合う響きを愉しませてくれました。
後半の冒頭には、部長の挨拶があり、そこから本校教員のタクトでの、大編成のダイナミックなブラスバンドの演奏が披露されました。プログラム最後のグスターヴ・ホルスト 吹奏楽のための第1組曲は、吹奏楽の関係者の間では、「しばしば『1組(いちくみ)』と称され」「吹奏楽分野における古典的作品のひとつ」で「『この曲を学べば理論、対位法、形式、スコア、作曲、そして指揮が身につく』」(同)といわれる曲。生徒たちは今回のコンサートに向けて、たくさんのことを悩み、学び、仲間とともに挑戦し、本番を迎えたことでしょう。
そしてアンコール曲は吹奏楽の定番『宝島』。パーカッションの心地よいリズムに、自然に身体を合わせていらっしゃるお客様もいらっしゃいました。
今回の演奏会でも、客演奏者の方々にお世話になりました。その方々と一つの音楽を創る経験も、堀音ならではの貴重なもの。ご協力くださる皆様に感謝申し上げます。
本校の教育活動は、このコンサートを終え、GW数日のお休みをいただきます。生徒たちがそれぞれに、音楽に、教科の学習に、また休みの日にしかできない経験に、うまく時間を使ってくれることを期待します。8日の月曜日、充電した頭と身体と気持ちを携えて、元気に登校してください。