「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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2名の教育実習生の最後の1日となった今日。聴音や視唱の授業を担当し、生徒ひとりひとりに目を配ろうとする姿勢を見せていました。
7時間目のLHRでは、それぞれの実習生がHR指導の実習をしていた学年の担任から、生徒たちに、メッセージを届ける時間をもらっていました。
作曲専攻の実習生は2年生担当。自分の高校3年生の卒業演奏会での作品、弦楽四重奏の演奏動画を見せ、生徒たちからたくさんの専門的な質問をもらいながら、自分の音楽に対する思いを伝えていたようでした。
どちらの学年の生徒たちも、自分たちの先輩でもある若い「先生」に出会えたことの感謝を伝えていました。自分たちの年齢に近い二人の奮闘ぶりから、たくさんのものを受け取ったことでしょう。
放課後には、教育実習反省会を関係の教員ともち、自身の振返りと今後に向けての抱負をそれぞれが語りました。今日が最終日では有るのですが、明日の定期演奏会にはスタッフとしてもう1日「先生」をお願いしているので、まだ生徒と触れ合う機会はある、と激励ももらっていました。
指導にあたった教員からは、学校は、教えたり教わったりするだけの空間ではない。「感化」する場、される場でありたい、という言葉がありました。人が人に向き合う教育活動の意味を、私たち教職員は考え続けたいと思います。
写真 上:1年生
下:2年生