「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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明日9月8日(金)、文化庁京都移転記念事業 Opening Celebration「きょう ハレの日、」記念式典が、ロームシアター京都で行われます。そのプログラムの中で、文化庁長官 都倉俊一氏のアレンジ・ピアノ、京都市交響楽団、京響コーラス、びわ湖ホール声楽アンサンブル出演の記念演奏が行われ、本校1年生声楽専攻の生徒1名がソロパートで参加することとなりました。
それに先立ち本日7日(木)、文化庁長官 都倉俊一氏を表敬訪問する機会を頂戴し、生徒と京響コーラスの指揮を務める本校声楽の教員、校長が文化庁新庁舎を訪問させていただきました。セキュリティのしっかりした庁舎内を、案内の方の後をついてしずしずと進み、いよいよ長官室まで。都倉長官はたいへん温かく迎えてくださり、和やかにお話を始めてくださいました。いろいろのお話の中で、生徒が緊張の面持ちながら、都倉長官に作詞と作曲の関係を質問すると、日本は欧米に比べて作詞を大事にする。和歌の伝統を持つ日本の歌にとって、詞の意味は大きい、と京都の冷泉家に古から伝わる七夕の行事である乞巧奠(きっこうてん)に参加されたご経験を引きながらお話くださいました。そして、明日も歌詞を大切に歌ってほしい、と激励して下さいました。
明日の記念式典のご盛会と記念演奏のご首尾を願うばかりです。
このような貴重な機会をお世話下さいました、文化庁のご担当の皆様、京都市文化芸術都市推進室の皆様、京都市教育委員会学校指導課の皆様に心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。