「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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今日9月13日(水)は朝から3年生は模擬試験、1年生は前期実技試験2日目(ギター専攻弦楽専攻)、午後からはヴァイオリン特設講座を行いました。3年生は先週、共通テストの実施に関する書類を受け取り、現在志願票を作成中ということで、本番同様鉛筆を使う生徒も多くなり、本気モードを感じました。2年生は午前中普通授業を行いましたが、学年それぞれの行動が異なるため、各授業開始と終了を知らせるチャイムを鳴らさないので、教員たちもしっかり時計を気にしながらでした。
ヴァイオリン特設講座は、東京藝術大学教授 玉井菜摘氏をお迎えし、3年生のヴァイオリン専攻の専攻4名がレッスンを受講しました。
それぞれの生徒に対して、「ここはオーケストラだったら、弦楽四重奏だったら、オルガンだったら、合唱だったら、どのパートが演奏しているだろう」のような問をなげかけてくださったり、さまざまな「ヴィブラート」があることをお示してくださり、「心の震えをヴィブラートに込めて」とアドバイスをくださったり、充実したレッスンをしてくださいました。
2年生の聴講の生徒たちが、先輩方がレッスンを受ける曲の楽譜やメモを用意して、真剣な表情で特設講座に臨んでいる姿が印象的でした。1年生が、3年生の演奏にも、2年生の学びの姿勢にも刺激を受けて、成長していってほしいと願います。
最後に玉井先生から、高校生の時期はいろいろと忙しいけれど、やはりうんと練習の必要な時期。また、音楽は経験したことのないことを想像して表現する必要がある。自分の知っている範囲を超える音楽を表現するためにも、ヴァイオリン以外のことにも視野を広げる毎日であるように、とお励ましの言葉をいただきました。お忙しい中、堀音生のために京都までお越しくださった玉井先生に心から御礼申し上げます。