「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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9月14日(木)、午前に管打楽器専攻生徒、午後には声楽専攻生徒が初めての実技試験に挑み、1年生40名の前期実技試験を終えました。この3日間、音楽科の教員は全員審査を担当するため、楽屋からステージへのドアの開閉やステージへの椅子運び、ピアノの開閉などの裏方仕事も、1年生だけで交代しながら行いました。お互いの演奏を真剣に聴きあう様子や、それぞれの生徒の演奏後には音を出さない拍手の身振り(試験なので拍手はなしがルール)を贈る姿に、クラス一丸となってこの実技試験を乗越えようとする心意気が伝わってきました。
1年生の声楽専攻の試験が終わってしばらくしてから、京都市立芸術大学准教授 日紫喜 恵美氏をお迎えしての声楽特設講座が実施されました。3年生の声楽専攻3名が、日紫喜先生からたくさんの質問を投げかけていただき、考えさせてくださりながらの、充実したレッスンを受講させていただきました。
舞台に出てきて、伴奏が終わるまで、間奏の間も息を抜かず、常にヒロイン・ヒーローとして立っていること。(ホールの座席を指さしながら)「あそこにウインク届けて!」。おいしい音(おいしい音型=聞かせどころ)の理由を考えて、さらにおいしくなるよう料理して歌おう。などなど、素敵な言葉でアドバイスをいただきました。また、「猫背は直そう」ということで、聴講の1、2年生も含めた皆で、エクササイズのご指導をいただきました。
生徒たちを十分にリラックスさせながら、声楽にとって大事なことをたくさんご教示いただきました。
日紫喜先生、笑い声の溢れる、エネルギーをたくさん頂戴できるレッスンをありがとうございました。