「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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9月22日(金)4限
2年生の「総合的な探究の時間」では、12月に予定しているコンサートに向けて、企画から準備・広報・運営、そして出演まで、すべてを自分たちの手で行うプロジェクトに取り組んでいます。
今日の授業では、本校音楽ホールで、2週にわたる「重唱奏中間発表」の後半を行いました。
2年生たちは、声楽・ピアノ・弦楽・管楽のさまざまな組み合わせによる大小15チームに分かれて毎週レッスンを受け、練習に励んでいます。今日は、ピアノアンサンブルばかり5チーム(2台4手・2台8手)の発表と、先生方からの講評がありました。
どのチームもやや緊張しながらも、視線や呼吸で気持ちとタイミングを合わせて、よい音楽を奏でようと一生懸命演奏していました。
先生方からの講評には、「レッスン室で合わせをしている時とは違い、このホールは響きがいいからアーティキュレーションをもっとはっきり出さないと伝わらない」「聴いてくださる人がいることを意識して。堂々とステージに登場しよう」「ピアノはブレスをしなくても弾けるが、フレーズの変わり目をもっと意識して、互いにブレスを感じあって」「合わせでは相手に遠慮しがち。もっとコミュニケーションをとろう。『ここはこう演奏したい』などアイディアや思いを出し合い、相乗効果で演奏を高めて」など、アンサンブルで学んでほしいことやコンサートに向けての姿勢から、さらには、音楽を究めていこうとする者としての学びへの向き合い方に至るまで、さまざまなアドバイスが贈られました。
放課後には、多くのチームが個別の講評を伺いに、職員室に殺到していました。
12月のコンサートに向けて、さらに練習・合わせ、レッスンを積み重ねてほしいものです。
しかしその前に、来週の前期末考査でしっかり学習の成果を発揮できるよう、この週末は普通教科の学習にしっかり取り組みましょう!
【写真上】ピアノ重奏(2台8手)
【写真中】講評を聴く2年生たち
【写真下】スタインウェイをピアノ庫へお片付け