「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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10月28日(土)に開催しました「第17回京都城巽音楽フェスティバル」について、追加報告させていただきます。
4年ぶりに入退場自由の形で開催した城巽フェス。
オープニングの洋楽ポップコーラス隊ブレスのみなさんの明るく楽しいコーラスで始まった今回の“城巽フェス”は見る見るうちに満席になり、第1部終了までは入場をお断りしなければならないほどの大盛況となりました。特に、日頃から本校の生徒たちの学習活動・音楽活動を応援してくださっている城巽学区の皆さまに多数お運びいただき、本校生を始めとして、本校の施設で音楽を学んだり楽しんだりなさっている様々な団体の発表をお聴きいただけことは、何よりもうれしいことでした。
と言いますのも、コロナ前には、グラウンドにステージが組まれ、テーブルと椅子が置かれ、そして周囲には模擬店が設えられて、各種音楽団体のステージを楽しみながら、城巽学区の人々と堀音生が模擬店で昼食をいただくなどして交流していましたが、それがこの3年間途絶え、昨年度、会場をホールのみとして、ステージごとの観客入替制で再開したものの、やはりコロナ前のような賑わいにはならなかったからです。今年、超満員のお客様を前に演奏できたことは、堀音生だけでなく出演者一同、本当に大感激だったのです。
そして、さらに堀音声たちを満面の笑顔にしたのが、城巽学区の皆様からの昼食の差入れです。朝から緊張した面持ちでリハーサルに臨んでいた生徒たちは、教室に戻ってくるなり歓声を上げて、受け取っていました。フェスティバルの休憩時間中には、城巽自治連の役員さん方に生徒自治会が代表してお礼を申し上げたほか、ホワイエにいる役員さんを見つけて「おなか一杯になりました。おいしかったです!」と自らご挨拶する生徒もいて、よい交流が生まれていました。
城巽フェスの最後を締めくくってくださったのは、京都市芸大出身のコントラバス奏者 小出大道さん。城巽学区のみなさんとともに、コントラバス専攻の生徒を中心とした本校生たちは小出さんの弓使いを食い入るように見つめながら、低弦の魅力あふれる演奏に聞き惚れていました。
多くの皆様が集って音楽を楽しんだ「第17回京都城巽音楽フェスティバル」。来年は、グラウンドでのステージや模擬店の復活、また、ホールへの出演団体の復活など、今年以上に音楽文化の交流が広がる一日となるよう、期待したいです。
【写真上2枚】ご挨拶(城巽自治連香川会長・中村校長)
【写真中2枚】洋楽ポップコーラス隊ブレスと小出大道さん
【写真下2枚】差入れの昼食をいただく生徒たちと生徒自治会代表のお礼のご挨拶(お礼とともに「76期自主企画コンサート」のチラシをお渡ししています)