「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
〒604-0052 京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1[MAPを見る]
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12月3日(日)
元気に出発した一行は、予定より少し遅れて東京音楽大学に到着。12時20分から、まず大学からの説明を受けました。副学長の武石みどり先生から、「この4日間、さまざまな人と出会い、ともに音楽を奏でることで得るものを大切にしてください。」と温かいお言葉をいただいたあと、大学での音楽の学びや学生生活についての説明や紹介がありました。
そして、本校卒業生を含む在学生の歓迎演奏やインタビューがあり、高校音楽科にはない多彩な専攻やジャンルのたくさんの学生たちや先生方とともに学ぶ毎日についてや、大学で初めて取り組む科目のこと、一人暮らしや寮での生活に関してなど、多岐にわたって話してもらいました。施設見学では、大量の広いレッスン室やハイテク設備に、終始興奮気味でした。
そのあと、個人レッスンが始まりました。どれも問いと対話を重視したレッスンでした。「オクターヴになるということは?・・・では、なぜここはオクターヴにしていないのだろう?」とか、「スタッカートの意味は?・・・ 音を離す以外にも、最後のスタッカートは弱くしないで、の意味がある。弱くせずに弾けば、自然と音が離れる。」など、生徒たちはとても実りの多い学びを得たようです。戻ってきた生徒もはみな「すごく良かった!」といい笑顔を見せていました。
生徒たちのレッスン室移動や大学滞在中のちょっとした困り事などは、本校卒業生の面々が細やかにサポートしてくれ、スムーズにレッスンを受講することができました。
夕方からは、クリスマスマーケットでの班別研修です。ドイツ・ザイフェン村からやってきた高さ14mの「クリスマスピラミッド」を中心に、クリスマスオーナメントなどの雑貨やお菓子などのお店が並び、ヨーロッパの雰囲気を味わいました。
明日は、個人レッスン受講ならびに授業見学、そして、12月6日の東京音大付属高校のみなさんとの交流演奏会に向けての合同練習が待っています。