「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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12月6日(水)第3報
日付が前後しますが、6日(水)のレポートです。
雲ひとつない見事な快晴。
本日は、東京音楽大学付属高校の皆さんとの交流演奏会本番です。
東京芸術劇場コンサートホールでは、朝から、各ステージごとのゲネプロが順番に行われていきました。両校ともに、普段、演奏会のときの服装は黒スーツに蝶ネクタイか白ブラウスに黒ロングスカートです。制服もわりによく似ていて、付属高校での合同練習や交流会でも、遠目にはどちらの生徒かわからない様子でしたが、着がえてしまうと、ますます見分けがつきません。ゲネプロでの演奏も、一体感が増してきました。
ゲネプロでは、出入りのリハーサルにもしっかりと取り組みました。
吹奏楽を指揮してくださったアンドレ・アンリ先生がおっしゃいました。「入場するときは笑顔で入ってこないといけない。なぜか。お客様を楽しませるため。なぜ、お客様を楽しませないといけないのか。お客様は楽しむためにお金を払っているからだ。暗い顔で入ってこないで、恐れず楽しんで、お客様を楽しませよう!」と。
…素敵ですね。これから、堀音でも76期生がこの姿勢を受け継いでいってくれるでしょう。
18時。交流演奏会の開演です。
京都のご家族や、東京に進学している堀音の先輩たちもたくさん来場してくれていました。心強い限りです。時間通りに、各ステージが進行していきました。1つ下の階に音出し室があり、弦・管の生徒たちは、本番ギリギリまで練習・確認をしているようでした。各ステージが終わるごとに、両校の仲間たちが控室で“さようなら”・“ありがとう”の会を簡単に持ち、別れを惜しみました。
終演後は、大急ぎで撤収、そして、出発です。
大きな学びを得た交流演奏会。――この経験を胸に刻み、今後も互いに切磋琢磨していってもらえたらと願うばかりです。
さて、舞浜までのバスは、東京タワーやレインボーブリッジ、スカイツリーなどを見られるナイトツアーコースを走ってくださり、お昼の快晴のおかげで、100点満点の夜景を楽しむことができました。生徒たちは歓声をあげてたいへんに盛り上がり、少しでもよいショットを残そうと写真撮影を頑張っていました。
ホテルのチェックイン時には、バスの出発前に教員がお預かりした、東京音大での「レッスン受講修了証」を一人ひとりに渡しました。生徒たちはそれぞれ、個人レッスンで東京音大の先生からいただいた貴重なご指導を思い返しているようでした。
明日は、研修旅行最後のメニュー、東京ディズニーシーでの班別研修です。