「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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12月7日(木)、後期中間考査最終日、考査を終えた1年生全員と3年生希望者が、オーストラリア ブリスベンにあるSt.Peters校の弦楽オーケストラ所属生徒(中学1年生から高校3年生までの年齢)と教職員・通訳の方々、総勢57名を本校ホールにお迎えしました。St.Peters校から、3週間の日本での演奏ツアーの一環として、本校生徒との交流を、とお申し出があり、実現した交流会でした。
本校のESSの1年生2名の生徒の司会で会は進行しました。アドリブのきいたいい司会ぶりでした。
はじめに、ビオラ奏者で指揮を務めるMr David Deacon率いるオーケストラの演奏を聴かせていただきました。楽曲紹介は、St.Peters校の生徒たちが交代で行い、日本語のメモを持って、しっかりと伝えてくれました。途中、男女2名の生徒によるモンゴルのホーミーのような歌が入る曲があり、あとで伺うと、アボリジニの伝統的な歌唱だということでした。どの曲でも、のびのびと表現力たっぷりに、思い切って楽しそうに演奏する姿は本校の生徒たちにいい刺激となったようでした。そのあと本校から、ピアノとフルート、それぞれソロの演奏をお贈りしました。
Mr David Deaconは、本校ホールの響きのすばらしさを羨ましがってくださいました。
その後は交流タイム。グループごとにゲームを楽しみ、本校の生徒たちは一生懸命英語で意思疎通を行っていました。音楽を愛する若者同士、短い時間ながら会話が弾み、連絡先の交換なども積極的に行っていました。
1時間30分ほどの短い時間の交流会でしたが、お帰りのバスの見送りの際に、名残惜しそうにお互い手を振り続ける両校の生徒を見て、音楽を通して人とつながることの喜びを感じてくれていることが伝わり、このような機会を積極的に持ちたいと改めて思う機会となりました。