「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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12月20日(水)、朝のSHRのあと、全校生徒がアリーナに集合し、冬季休業前の全校アセンブリーを教頭の司会で実施しました。
校長は「後期始業式から今日まで、あなた方は特設講座や特別授業はもちろん、音楽以外の分野でも人権学習や京大研修など、多くのとびきりスペシャルな大人の方々との出会いを体験し、たくさんのことを感じ、学んだと思う。その経験を通して、日頃学校の先生方にご指導いただいていること、自分で迷いながらも勉強していることなどの意味を、より深く受け取れるようになっていることを願う。」と生徒への期待を伝えました。また、「私自身、あなた方のおかげで、それら素晴らしい方々に出逢え、音楽を学ぶ堀音の生徒であるあなた方を通してその経験ができたから、各先生方のお言葉やおふるまいが心の琴線に触れたり、胸にささって自身を振り返ったりできたのだと感謝している。」「あなた方高校生のような奇跡の成長は到底むりだけれど、素晴らしい方々が伝えてくださることを通して、私自身が少しでも成長したい、深まりたいと思わせてもらえたことにもお礼を言う。年齢を重ねると、自分を変えること、自分が変化することがこわくなったり、面倒になったりするが、あなたがたに変容を後押ししてもらえたと思っている」と話し、最後は、「 稲本 響さんの特別授業でのクラップ(手拍子)は私にはハードルが高くて参加できなくて残念だった。今日は私のリズム感でも可能な“上方の手打ち”を一緒にやってほしい。」と、日本の文化のなかで、手を打つことは祝いをこめる、相手に敬意を伝えるという意味があるということも紹介し、生徒皆の行く年への労いと来る年への期待をこめて、校長の音頭で“上方の手打ち”を行いました。
次に音楽科主任からはこの2週間の冬休みに、各学年がやりきることについて、自身の経験を伝えながら熱く語り、生徒たちを激励しました。
続く進路指導主事からは、進路の行事であった稲本響さんとの時間について、「人とつながる音楽家」について、その時間の前後で持つイメージがどのように変化したかを記す感想文から、1人の文章の紹介があり、振返りを行いました。また、自分で実際に見て聞いて感じることの大切さについても、語られました。
4人目となる生徒指導主事は、1年間の時の流れの速さを話しながら、冬休みの注意のほか、過日に実施した「いじめアンケート」に誠実な回答をしてくれたことに感謝を伝えるとともに、いじめを見過ごさないホリオンであろうという呼びかけを行いました。生徒自治会からは明日21日午後からの生徒自治会企画「WHITE CONCERT」の案内と注意がありました。
最後に教務主任からは、「教養」について「人生を豊かにするためにも、おもしろがれる範囲を増やそう。」また、それに必要な知識の大切さについて、今自分がおもしろがっていることを挙げて話をしました。最後は校長の話も受けて「一丁締め」でアセンブリーを終えました。
本日は17:00から「Sogno」が、また明日からは補習がスタート、22日には77期研修旅行保護者説明会も行われ、冬季休業に入っても、まだしばらく本校の活動は続きますが、今日のアセンブリーは2023年中締めとして、充実した時間となりました。