「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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12月22日(金)
堀音Next ECHO主催で「第6回きらめきコンサート」が、本校音楽ホールにて開催されました。本校生も数名、ボランティアで運営に関わらせていただきました。
この「きらめきコンサート」は、2015年に、「音楽の街クラシックホールの夕べ」と題して展開されはじめたコンサートシリーズのうちの一つです。本校の生徒たちを常々温かく育んでくださっている市民の皆様に向けて、その成果を発信するとともに、将来の活躍が大いに期待される若き音楽家のお披露目の場として、本校卒業生と本校生、2人によるコンサートとして企画されたものです。本校校歌の歌詞から「きらめきコンサート」と名付けられ、コロナ禍の中断を経て、4年ぶりに開催されました。
今回は、京都市立芸術大学ピアノ専攻を首席で卒業し、現在、ドイツのドレスデン・カール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学大学院から帰国中の天勝悠太さん(70期卒)と、本校3年生の久保村桃香さん(ヴァイオリン)の出演でした。
まず、久保村さんが、ピアノ伴奏に鈴木華重子先生(本校非常勤講師)をお迎えし、クライスラーの「愛の喜び」やチャイコフスキーの『なつかしい土地の思い出』Op.42より「メロディ」など数曲を披露。フレッシュで、かつ、堂々たる演奏に、大きな拍手が贈られました。
続いて、天勝さんがドビュッシーの前奏曲集より「霧」やベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調Op.111」などを熱演しました。本校在学中からキラキラした音色が魅力的なピアニストでしたが、研鑽を積んでさらに表現の幅が広がり、多彩な音をホール全体に響かせ、圧巻のステージでした。
最後の最後には、二人でアンコールに応えて、ブラームスの「ヴァイオリン・ソナタ第2番」の第1楽章を聴かせてくれ、二人の前途を祝福するような温かい拍手がいつまでも続きました。
二人のこれからの活躍をどうぞご期待ください!
堀音Next ECHO の皆様、たいへんお世話になり、ありがとうございました。