「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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1月9日(火)、朝HRに集合してからアリーナに移動して、全校アセンブリーを行いました。本校は前期・後期の2期制のため、「始業式」とは呼びませんが、堀音の生徒と教職員が揃って令和6年をスタートする時間を持っています。
冒頭、年末の全校アセンブリーで教頭からお知らせがあったとおり、校歌「海を遠く」の1番と3番を、音楽科主任のピアノ伴奏で合唱しました。
それに続く校長の挨拶は、こうして皆が元気に揃ってここに集まり、校歌を歌えることが当たり前ではない。いつもの年以上に本当に有難いことに思う、と、元日からの能登半島地震などさまざまなことによって、今そのような状況でない方々へのお見舞いとともに感謝の言葉が伝えられました。
厳しい状況の中でも、これまで人々が積み重ねてきた知恵が実践となって表れたこと、非常時にはそういう積重ねがあるからこそ、個人の判断が活きたこと、若い力の活躍、そして生徒も教職員も、今自分たちのできることに精一杯力を尽くすことを約束しよう、と話しました。
暮れにGoogle Classroomで発信したように、日本の伝統ではお正月に皆一斉にひとつ年を重ねる。学校は4月スタートの年度で暦を動かすので、「年」と「年度」は3か月ずれる。その1月から3月の3か月間は、今の学年の締めくくりと各学年それぞれの次のステージへの準備を行う大事な時間、寒い時期体調には十分注意して前へ進もう、と激励しました。
続いて話をした音楽科主任からも、進路指導主事からも、「音楽の力」についての言及がありました。「海を遠く」の歌詞に込められた想像力をもって、今すぐではなくとも自分たちに何かできることがあるのではないか、と生徒たち自身が仲間とともに考えてくれることを期待します。
教務主任からは3歳のときに被災を経験した阪神淡路大震災の話があり、避難所に指定されている本校に先日完成したマンホールトイレの重要性を、生徒たちはより深く理解したことだと思います。
最後に生徒自治会の生徒から、今週末に実施される共通テストに挑戦する3年生に向けて、大きな花束に模した1、2年生からの応援メッセージの寄せ書きの贈呈がありました。
共通テストのみならず、これからも自分たちの先を歩み続けてくれる先輩たちに、頑張れとありがとうの思いのこもったプレゼントです。
2時間目からは通常の授業となり、生徒たちは久しぶりの7時間目までの授業にしっかりと取り組んでいました。