「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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今日は、生徒たちには「1月12日に、何時に訓練の緊急放送が入るかは予告しないで避難訓練を行う」という予告のみの避難訓練を行いました。この計画は、12月から立てていたものですが、年初からの災害や事故の教訓から、より一層意味深いものとなりました。本日2時間目は、全学年講座別の授業で、そういった担任以外の教員が指示をしたり、点呼をとったりして安全に避難場所まで非難する訓練となりました。聴音や英語の講座では、非常勤講師の先生方のご協力も得て、非常に短い時間にアリーナ(寒さのためグランドでなくアリーナを避難場所としました)に集合することができました。
避難訓練が充実していたという他府県の中学校から来ている1年生のある生徒からは、校内放送のボリュームがもう少し大きくないと、緊急時に聴き取りにくい、という指摘があり、日頃ほとんど放送設備を使わずに連絡等をしていて、教職員も気づいていないことに気づかされました。改善していきます。
大学入学共通テストを明日に控えた本日、4時間目終了後、75期3年生は教室に集合し、多くの教員が見守る中、「激励会」を行いました。これは共通テストに向けてだけでなく、生徒のこれからの人生を激励する意味を込めた会です。
進路指導主事の司会で、まず校長が話をしました。校長は「楽」の字が篆書(てんしょ)で書かれたものを掲げ、「楽(がく)は古代中国以来、神との交感や国の平安を祈る、魂の崇い人の行為だった。「音楽」は明治期の翻訳語で、その「楽」の意味も込められている。「楽」は日本語に訓読して「楽しい」と読むが、古語「楽し」は精神的に満ち足りている、また、豊かである、という意味。「楽」がそのような状態を生み出すことからそう読みたいと考えたのだろう。「音楽」に志し、自分の中にしっかりと「音楽」を持っているあなた方はこれからの人生もきっと「楽」しんで進んでいける、その人らしく豊かな人生を歩んでいける。」とみなを激励しました。そしてその書を生徒にプレゼントしました。
その後、進路指導主事から明日の諸注意がありました。それから副担任、教頭と愛情あふれる激励が続き、最後に担任から思いのこもった言葉が届けられました。そして75期恒例の「エイエイオー!」の掛け声で会を締めくくりました。
ホワイトボードには国語の担当である生徒指導主事が、今日の授業中に生徒たちに贈ったという「あわてず あせらず あきらめず」の文字も。この言葉も明日のテストのみならず、これから何かの時には唱えてほしい言葉です。
75期のみなさんに心を込めて、豊かなれ!とエールを贈ります。