「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
〒604-0052 京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1[MAPを見る]
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1月21日(日)午後、JEUJIA高槻店のホールをて、「公開レッスン・ピアノコンサート&学校説明会」を行いました。阪急やJRの駅からすぐという好立地の会場なので、京都府乙訓地域の中学校にもご案内をしました。小学校低学年から中学生までの音楽が大好きな子どもたちと、保護者の方々とご一緒に、楽しい時間を過ごしました。
本校音楽科教諭の司会で、公開レッスンから会は始まりました。本校53期卒業生で、現在非常勤講師をお願いしている法貴 彩子先生の本校ピアノ専攻1年生へのレッスン。曲は2月に行われる進級実技試験の課題曲、ショパンのバラード2番 作品38。生徒は、法貴先生には初めてご指導いただくため、良い緊張感を持って、まず通して弾くところからレッスンスタートです。弾き終わると先生は生徒の良いところを評価して下さったうえで、「ショパンの弟子がショパンの演奏を聴いた経験を書き綴った本を読んだ?」「ソフトな音を出したいときはどうすればいい?打鍵のスピードは?」「前半部この部分だけクレッシェンドとデクレッシェンドがついてるよね。ショパンはほんとにそこだけであとは淡々と弾いたらしい」「ここは難しい?どうして難しいのかな?それが説明できると攻略できる」「次の激しいところ、火のように聞こえるようにショパンは創っている。あなたの勝手で激しくならないで、ショパンとの合作で」と、楽譜に書いてあることをひとつひとつ確認しながら、生徒に考えさせ、気づきを引き出してくださっていました。
小学生の参加者も、レッスンにひきこまれ、先生と生徒の手などの動きがよく見えるような場所に移動して集中して聴講したり、脱力の方法について先生が模範を示してくださると、一緒に身体を動かしたりしてくれていました。本校を進学先の候補にしてくれている中学生は、司会の本校教諭に熱心に質問をし、今日来て良かったと伝えてくれていました。
そのあと、校長がスライドを使って学校紹介を行い、休憩を挟んで、枚方市出身本校69期卒業生で、現在東京藝術大学大学院修士課程に在学中の山下 彩恵さんが、プロコフィエフのピアノソナタ第4番 ハ短調を演奏してくださいました。素晴らしい演奏に参加者のみなさんから大きな拍手が贈られました。演奏後、司会の質問にお答えくださり、堀音で学ぶと高校の時から自分の演奏だけでなく、弦楽器や打楽器や管楽器の伴奏も経験できて、ためになった。また一番の思い出はヨーロッパ研修旅行の時に教会で合唱したときの響き、など本校の魅力を伝えてくださいました。
会場を提供してくださった、JEUJIA高槻店の皆様に心より御礼申し上げます。
このあと、1月27日(土)には 旭堂楽器店サンホールにて、2月10日(土)にはJEUJIA宇治大久保店にて、公開レッスンやミニコンサートそして学校紹介を行います。お近くのかたは少しの時間でも足を運んでくださると幸いです。小さいお子様も大歓迎です。心よりお待ちしております。