「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
〒604-0052 京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1[MAPを見る]
TEL. 075-253-1581 FAX. 075-213-3631
三連休の中日、2月24日(土)は久しぶりに雨があがり、気温は低いものの、春を予感させる日の射すお天気となりました。この日の本校ホールは、2つの催しが行われ、たくさんの方のご来場をいただきました。ひとつずつブログにあげていきます。
まずは14時開演の第18回ピアノコンサートの話題からです。このコンサートは、本校ピアノ専攻の生徒8名(1年生3名、2年生5名)が選抜され、ソロの演奏を披露します。多くの方のお申込みをいただき、はやばやと定員まで埋まりました。ご来場くださった方へのお礼とともに、いらしていただけなかった方々へのお詫びを申し上げます。3月21日京都コンサートホールでの第14回卒業演奏会はまだチケットがございますので、どうぞお申込みください。
ピアノ専攻以外の1年生4名が、会場ボランティアスタッフとして受付や会場整理に活躍してくれました。演奏した生徒たちは日頃の成果を思い切って発揮してくれたと思います。
以下、当日プログラムの学校長ご挨拶(抜粋)を紹介します。
****************************************************
暦の上では、雨水の候を迎えています。降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まる。山に積もった雪もゆっくりと解け出し、田畑を潤す。雨水は農耕を始める時期の目安とされてきたようです。(中略)
ピアノは鍵盤を押せば、ともかくも誰にでも音が出せます。しかし、いえ、それゆえに、ピアノ専攻の生徒たちの、その生徒のその曲のその時に求める音色の、また表現の追究に、私は心を揺さぶられます。門外漢の私にも、生徒たちひとりひとりのピアノの演奏は、音の肌理(きめ)というようなものを感じさせてくれます。
本校のピアノ専攻の全ての生徒たちは、ソロの他に、クラスメイト(時には学年の枠も越えて)の伴奏、合唱の伴奏を経験します。それらを良い勉強の機会と捉えて、手を抜かずに取り組んでいる生徒たちに頭が下がります。今日ステージに上がる生徒たちとともに、ピアノ専攻全ての生徒に敬意を表したいと思います。
生徒たちがこれまでの学びを糧に、のびやかに演奏してくれることを期待し、また、本日が雨水の候にふさわしく、それぞれの生徒の次のステップへのスタートラインとなることを願っています。(後略)
****************************************************