「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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3月1日(金)、卒業証書授与式の閉会後、3年生は一旦教室に戻り、校長からひとりずつ卒業証書を受け取りました。
その間、保護者の方は「堀音父母の会」の会長より、入会の案内があり、在校生は、そのあとの「3年生を送る会」の準備にとりかかりました。
準備が整ったところで、在校生と教職員が着席し、保護者の方々もたくさんの方がお残りいただくなか、生徒自治会主催の「3年生を送る会」が始められました。
生徒自治会役員の開会の挨拶のあと「3年間の思い出MOVIE」が上映されました。75期3年生の1年生からの写真と、1、2年生それぞれの学年の専攻ごとに先輩への感謝を込めた愉しい動画を作成したものがつぎつぎとスクリーンに現れ、会場はほのぼのとした雰囲気に。また、昨年度の卒業生の74期生が大学ごとに集まって、75期へのメッセージを送ってくれた動画もありました。
その後はクラス合唱。1年生、2年生が、クラスがひとつになっての合唱を披露しました。
卒業する3年生も、もちろんステージに。自分たちの絆を確認しながら、後輩にあとを託す思いをこめて、優しい歌声を聴かせてくれました。
次のプログラム、卒業記念品贈呈に進むか、というところで、司会の生徒より「75期担任の先生の、ピアノ演奏です」というアナウンス。初めてのクラス担任を1年から3年まで持上がり、卒業生を送り出す教員は、卒業生と保護者の方々、そして担任や75期を支えた後輩、教職員への思いを込めて、自分が大事にしているというブラームスの「間奏曲」を演奏しました。ことばを越えて、聴く者の心に染み入るピアノの音色でした。
前生徒自治会長の3年生代表の言葉、生徒自治会副会長の閉会の挨拶のあと、大きな大きな拍手で卒業生を見送りました。
卒業式、「3年生を送る会」と続いた時間は、堀音らしい、音楽に溢れた、温かな時間でした。