「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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京都市立芸術大学キャンパス移転&文化庁京都移転記念行事として、昨年度4月から、京都市11行政区全てにおいて、神社・仏閣、博物館等を会場にクラシック音楽イベントを繰り広げてきたKyoto Music Caravan 2023。そのラストを飾ったのが、3月30日(土)15:00~ 京都市立芸術大学 堀場信吉記念ホールにて開催された「スペシャル・コンサート」でした。
本校からは、オーケストラの単独ステージで 本校教諭の指揮でワーグナー:歌劇<タンホイザー>序曲の演奏、また、京都子どもの音楽教室、京都市少年合唱団,京都市ジュニアオーケストラ、京芸のみなさんとの特別合同ステージでは、京都市立芸術大学音楽学部 教授 阪 哲朗氏の指揮で、ジョン・ラター:グローリア の演奏を披露しました。“ジュニオケ”にも所属している生徒は両方のステージにのってくれたり、京都子どもの音楽教室(指揮:本校教諭 ジョン・ラター:For the beauty of the earth)のステージには、本校管楽器生徒が賛助出演したりなど、生徒たちの活躍が嬉しい1日でした。
公益財団法人 京都市音楽芸術文化振興財団の理事長 堀場 厚様は主催者ご挨拶のなかで、おじいさまにあたられる「堀場 信吉」の名を冠したホールで、京都の音楽の未来を創造する小学生から大学生までの若い世代が結集するコンサートが開催されることは、京芸の前身である京都音楽短期大学の初代学長を務めた祖父の思いが実現している、と話されました。堀場 信吉先生は、京都大学で物理学を専門として研究と教育にあたっていらっしゃった方で、音楽が子どもに与える良い影響についてのご理解が深く、昨年度70周年を迎えた京都子どもの音楽教室も、先生のご尽力で設立されたとのことでした。
今回のように、京都の音楽におけるキャリアパスが一同に結集しての演奏会は初めてだったそうで、企画・運営にあたってこられた、京都コンサートホールの皆さま、とりわけ事業企画課長の高野 裕子様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。高野様は、本校の沓掛時代の卒業生でもいらっしゃいます。
主催者としてお越しだった、京都市長 松井 孝治様、京都市立芸術大学 学長 赤松 玉女様も「堀音」の演奏をお聴きくださり、生徒たちの熱演に大きな拍手を頂戴しました。お二方はじめ、多くの京都市民のみなさまや音楽を愛する方々に、堀音が京都に存在する意味と期待をご確認いただける機会を頂戴した、と感謝しております。
保護者の皆さまには、春休み中にもかかわりませず、連日の練習へのご協力、また当日ゲネプロのご参観、本当にありがとうございました。おかげさまで、令和5年度最後の学校行事を無事終えることができました。
写真上:特別合同ステージ ゲネプロ前 声出し 朝早くからの集合。
中:本校オーケストラの演奏 卒業した75期の生徒の参加も。
下:特別合同ステージ本番 拍手が長く続きました。