「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
〒604-0052 京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1[MAPを見る]
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4月14日(日)この日は2館同時のコンサート開催でした。
山科図書館は複合施設の大きなお部屋を会場にしてのコンサート。11時開始のコンサートですが、生徒たちは9時30分には到着。早速に司書の方との細かいところまで詰めた最終の打ち合わせをしながらのリハーサルへ。13日の東山図書館でも、次にご紹介する右京中央図書館でもそうでしたが、生徒たちが司書さんの方やスタッフの方々とのやりとりに、ひとつひとつ「ありがとうございます」とお礼を申し上げながらコミュニケーションを進める姿が嬉しいことでした。“仕事”をするうえで大切なことを、生徒たちから改めて教わったように思います。
山科図書館チームは声楽、ヴァイオリン、ピアノのトリオ。ビバルディの「四季」より「春」をアレンジした前奏からスタート。楽器紹介(声楽の生徒は「私の楽器は私!」と紹介します)に続いて、子どもたちの大好きなアンパンマンの歌をみんなで一緒に。本番は打ち合わせの甲斐あって、司書さんの読み聞かせ「ぴょーん」は、効果音の演奏、振りもばっちりのタイミングで、子どもたちは大喜びでした。「ドレミの歌」は歌詞の内容についてスケッチブックを使って自作の紙芝居風に。最後は本格的なイタリア語の歌も聴いていただく、盛りだくさんのプログラムでした。
右京図書館チームは、声楽、オーボエ、ピアノのトリオ。広い会場にのびのびと動き回っていた子どもたちが、楽器紹介でオーボエの音色が響くと、ピタっと止まって食い入るように聴き入ってくれていました。続くディズニーメドレーでは身体全体を左右にゆすってノリノリの子どもたちと保護者の方々。また、このチームは、クラスメイトから木魚を借りてきていて、どうなるのかと思っていたら、「だるまさんがころんだ」の効果音に。また、ふくらませた風船から急に空気を抜いた音を使うなど、いろいろの“音”を楽しんでもらう工夫もありました。「こんなに本格的で、でもとても楽しくて、高校生ってすごいですね。びっくりしました」と嬉しい感想もいただいています。
どのチームもですが、事前の打ち合わせの際には、生徒の保護者の方が楽器を運んで下さったり、本番に応援に駆けつけてくださったり、たくさんのご協力をいただきました。本当にありがとうございます。
今日月曜日のSHRでは、本番を終えた3館のチームのチーフが、いつもとは異なる距離間でのコンサートで感じたこと、気づいたことなどを報告しました。今週末の残り5館の出演メンバーが、本番に活かしてくれることでしょう。