「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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6月8日(土)と15日(土)に行われる第204回 定期演奏会は、76期3年生の前期実技試験を公開で行うものです。8日に行われる声楽とピアノの専攻生徒にとっては、今日と明日の午後は、演奏会前最後の貴重なレッスンとなります。
そんな日の5日(水)午前中、3年生は共通テスト模試に挑みました。堀音から次のステージにはばたいていくためには、専攻実技やソルフェージュなどの音楽科目はもちろん、普通科の学習にもしっかりと力を蓄えていく必要があります。朝のSHR終了後、会場となる203教室に入ってくる生徒たちの姿は、2年生までの模試の時とちがって、少しの緊張感や落ち着きを感じ、自分のこれからのための模試受験の意味を、自分に落とし込んでいるのが伝わってきました。
新しい学習指導要領のもとではじめて行われる今度の1月実施の共通テストは、前年度からいくつかの改訂がなされます。本校の生徒たちにとっては、国語の問題量が増え、時間が90分に伸びることが大きな関心事です。
8日、15日の公開での実技試験は、堀音での学びの日々の中で積み重ねてきた力を問う、大切な節目となるものです。昨年度の3年生75期の先輩たちも、ある意味“試練”ともいえるこのステージを経験したあと、音楽への向き合い方が一層真摯となり、進路実現へぐんと力を入れはじめたのを思い出します。76期のひとりひとりが、仲間とのつながりやご家族の応援もエネルギーとして、この“試練”を有意義に超えていってほしいと願うばかりです。教職員一同、76期のがんばりを見守っています。