「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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本日6月11日(火)も、昨日に引き続き公開授業週間の話題です。生徒たちにも周知し協力を求めているので、いつもどおりの自然な授業を参観できています。
本日の公開授業は1年と2年の英語コミュニケーション(生徒はよく声を出しています)や3年の現代文研究(森鴎外「舞姫」に挑戦!)に続き、4限は2年体育の授業がアリーナにて行われました。本校の体育は男女混合。今日はバレーボールの授業なのですが、指のけがを防ぐため、ソフトバレーボールの使用も可。また、試合形式の練習の場面でも、ワンバウンド可(ワンバウンドでの得点は1点、通常の形での得点は2点と加点されます)という、HORIONルールが適用されていました。生徒たちがのびのびと身体を動かし、各自のスキルを上げながら、球技のゲーム内容を愉しむための工夫を入れた授業となっていました。
5限は3年聴音Aクラス。最初の課題は、「転調の多い課題において、適切な臨時記号を選択し、正確に聴き取る力を伸ばす」という育成を目指す資質・能力が宜なるかな、と思える臨時記号いっぱいの、副旋律 g moll(ト短調)4分の3 12小節。これは過去の定期考査の課題だったとか。指名された2名は前のホワイトボードに書き取っていきます。途中途中で、「ここの転調は?」「3連符でとらないで」など、教員の声がかかります。この授業担当者はこの4月に初めて本校の教壇に立った教員ですが、メリハリをつけた授業となっていました。
6限は合奏の授業の中で、弦楽器と管楽器それぞれの分奏を行っています。ホールでの管楽分奏が公開授業となっていました。7月21日のオーケストラ演奏会で合唱とオーケストラで演奏するプーランクのグローリアの練習でした。担当の教員は、少しの部分ずつに切って、丁寧に確認と指導を行っていました。いつもながら、教員が楽譜の小節番号や練習番号を指示してすぐにタクトを振ると、さっと演奏が始められる、生徒の集中力、対応力に感心します。本番の華やかな演奏は、こうした地道で根気の要る練習の積重ねから生まれるのでしょう。
今日は京都市総合教育センタ―の音楽の指導主事の方にも参観・ご指導をいただきました。お忙しい中お運びくださり、ありがとうございました。