「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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2年生HRを担当し、毎朝のSHRやHR活動を行った、ピアノ専攻の実習生とのお別れの会を7限LHRの時間に行いました。
まず、204教室で、実習生が3週間の実習期間を振り返りながら、ショパンのエチュードop.10-1とノクターンop.9-2、そしてガーシュウィンのプレリュード第1番を演奏しました。演奏後には、「これから先にはいろいろな苦難が待ち受けていると思うけれど、みんなで切磋琢磨しながら立ち向かっていけばきっとうまくいく。応援しているので頑張ってほしい」と、6月末に実技試験を控えている2年生に向けて、この3週間の「先生」として、また本校の「先輩」として、メッセージを送ってくれました。
その後ホームルームに戻り、実習生には一番前の席に座ってもらい動画の上映開始。いつの間に作ったのか、2年生全員と音楽科ピアノの担当教員などが出演するという、実習生への感謝の気持ちが溢れた内容でした。動画最後の「先生、後ろを向いてください」の言葉で後ろを振り返ると、そこには生徒からのプレゼントが…。動画を観ている間に色紙と花束をそっと置いてのサプライズ!この3週間で育まれた絆を感じました。
「来年の公開実技試験を聴きにくるからね」という嬉しい言葉をいただき、みんなで記念撮影を行いました。
3年生は公開実技試験前日のため、4限後にLHR。3年生HR担当の実習生は弦楽チェロ専攻なので、3年生への励ましの気持ちを込めて、生徒たちに演奏を聴かせてくれました。実習中はチェロの練習がほとんどできない状況でしたが、生徒たちのために、と!生徒たちは大学生ならではの、さすがの演奏に大きな拍手を送りました。公開実技に向かう生徒たちにパワーを授けてくれました。
放課後の教員と実習生の教育実習反省会では、実習生からは初めて教員の立場と役割で「堀音」を体験した率直な感想と、先生方の丁寧なご指導への感謝が語られました。教えることは学ぶこと、ということを体感してくれていたように感じました。教員からは今年度の2名の実習生の、ごまかさない、謙虚で柔軟な学びの姿勢を評価する声が多くあがりました。
そして2名とも翌日15日の公開実技試験にスタッフとして最後までしっかり働いてくれたことに御礼申します。お疲れさまでした。ありがとうございました。今後のますますのご活躍を期待しています。