「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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7月24日(水)、ヨーロッパ研修旅行第2回説明会終了後、2年生たちは、チェコ・ブルノにあるヤナーチェク音楽院に留学中の薩摩研斗先輩との交流会をもちました。
薩摩さんは、本校在学中は指揮専攻でしたがピアノも素晴らしく、ヤナーチェク音楽院では、指揮専攻とピアノ専攻の両方に在籍し、研鑽されています。すでにプロオケも指揮しておられ、いくつかのピアノコンクールにも上位入賞されるなど、実績を積んでいらっしゃいます。
はじめに、パワーポイントを使って、自己紹介とヤナーチェク音楽院の指揮専攻でどのようなことを学んでいるかをお話しくださいました。
質疑応答では、様々な質問がとび、そのひとつひとつに丁寧にお答えいただきました。「留学して困ったことは?ホームシックにはなりましたか?」との質問に「3・3・3・3の法則というのがあって、最初の3日は地獄、3週間経ったら少し慣れて、3ヶ月でまあまあ、3年もすると現地人。はじめのうちは、ホームシックになりましたよ。父・母のありがたみが身に沁みました。でも今はもう、一人の方がラクですね。」と薩摩さん。
「高校時代にやっておいたほうがいいことは?」という質問には即座に「語学です!絶対やっておいた方がいいです。最初は、先生がチェコ語で何を言っているのか全然わからなくて、録音して帰って、なんて言っているのか聞き取っては書き出して、辞書を引きながら理解していました。」とのお答え。必死に努力してこられたことがわかります。もうすっかりペラペラで、今は、さらにドイツ語をがんばっていらっしゃるそうです。
そのあとはチェコ語ミニ講座です。「こんにちは」や「ありがとう」、「はい」と「いいえ」などいくつかのフレーズを教えていただきました。
続いて、ヤナーチェク音楽院で開催するコンサートで全員で合唱する予定のチェコ民謡について、歌詞の意味や発音を教えていただき、薩摩さんの伴奏で、みんなで練習しました。
あっという間に時間となり、最後に研修旅行委員長が代表してご挨拶し、みんなでお礼を述べて、交流会を終えました。それでも名残惜しい生徒たちはその場に残り、薩摩さんにさらに質問していました。
11月には、現地でいろいろお世話になります。
どうぞよろしくお願いいたします!