「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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9月11日(水)本日より、78期1年生にとって初めての実技試験が始まりました。本日は午前:専攻ピアノの生徒のピアノの試験と、専攻作曲の生徒の副専攻ピアノの試験が本校ホールにて、また、午後の副専攻ピアノはピアノ専攻以外の3学年すべての生徒が対象で、大きなレッスン室も含めた3か所にて実施されました。
午前10時すぎ、名列が1年生ピアノ専攻の中で1番初めの生徒(1年生前期の試験は名列順に演奏)が、下手から一人でステージ中央へ。演奏番号と名前を言います。それからピアノ椅子の高さを確かめ、程よい高さに定まったら椅子にこしかけ、心を落ち着けてから自分のタイミングで演奏を始めます。客席上段には、審査を行う本校音楽科教員とピアノ実技非常勤講師の先生方が、客席中央あたりには、クラスの生徒たちが着席しています。拍手はなし。緊張感の漂う空間です。
生徒たちは「本番で育つ」という言葉も聞きます。音楽以外のさまざまな場面でも「本番に強い」、と言われます。3年間いろいろな状況での「本番」を経験できることが音楽専門学科である堀音の特長のひとつ。今回の実技試験も、この「本番」に至るまでの過程とそのあとの振り返りを含めて、生徒の成長の大きな機会と捉えています。
明日は作曲専攻、弦楽専攻、声楽専攻の生徒たちが、明後日は管打楽専攻の生徒たちが「本番」に臨みます。
写真 上:ホールの調整室から撮影した試験風景
下:実技試験直前の生徒がレッスン室を優先的に使用できるよう、生徒自治会からのお知らせ