「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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10月26日(土)13:00より、本校ホールにて、今年で18回目を数える「京都城巽音楽フェスティバル」を開催しました。この演奏会は、堀音をこの地にお招きくださった、城巽地域の皆さまが「音楽の街 城巽」という言葉を掲げて、歓迎してくださるお気持ちを具体的に表してくださったものです。ですから、15年前に、本校がこの地に移転し、校名に堀川の名を再び冠するようになる以前から開催されているもので、ある意味本校の“原点”ともいえる演奏会です。
第1部は本校のオーケストラによる、W.A.モーツァルト作曲 歌劇「フィガロの結婚」序曲で幕開けとなりました。本校3年生の声楽専攻生がオケ伴にて独唱する、定番のプログラムも大きな拍手をいただきました。そのあとの合唱は口笛あり、クラッピングありと、満員の会場の皆さまに楽しんでいただけるプログラムが続きました。
第2部は、本校PTA音友会コーラスの「天使にラブ・ソングを…」や「東京ブギウギ」などの、明るく楽しいステージ(12/1に15周年記念コンサートを堀音のホールで開催予定。後日くわしくお知らせします)、4年のお休みを経て復活した、地元城巽コーラスの「大地讃頌」などのご熱演、本校卒業生 田村 紗矢香さんのヴァイオリンと、京都市立大学の授業で立ち上がった「城巽音楽のまちプロジェクト」のご縁のある、小出 大道(まさみち)さんのコントラバスとの迫力あるデュオ。
会場は、お客様の入れ替わりはあるものの、満員の状態が続き、客席スタッフの本校教職員と生徒たちは、嬉しい悲鳴をあげるほどでした。
そして第3部は、京都市少年合唱団の選抜チーム「響(ひびき)」の皆さんの透明感とエネルギーを兼ね備えたすばらしい合唱を、また京都子どもの音楽教室の小さい子どもたちから大きい子どもたちまで、たくさんの子どもたちが、次々と合唱と合奏の練習の成果を聴かせてくださいました。
たっぷりのプログラムの演奏会が終演を迎えたのはほぼ17時。長丁場の演奏会、各団体のステージのセッティング等のお手伝いをした本校教員と生徒たちは、よく頑張ってくれました。
本校生徒には城巽自治連合会から、演奏やスタッフでのがんばりのご褒美に、生徒たち全員に、ハンバーガーと飲物の差入れも頂戴しました。本当にありがとうございました。城巽自治連合会の皆さまと本校教職員が、実行委員会を作って続けているコンサート。これからも、大事に続けていきたいと思います。