「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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「77期ヨーロッパ研修旅行」引率団から、レポートが届きました!
*******11月13日(水)「ウィーン市内研修」*******
◆ウィーン到着 天気 曇り 気温 朝2度 午後7度
経由地のドーハから6時間のフライトでウィーン国際空港に到着。楽しみにしていたヨーロッパに上陸しました。飛行機からバスに乗り換える時に外に出て、寒波の来ているウィーンの冷たい空気に吐く息も真っ白でとても寒かったですが、改めてヨーロッパに来たんだと実感します。
入国審査を経て、空港内に。
無事、全員の荷物も受け取り、バスに乗り込みました。そして、ウィーン市内へ!!
◆シェーンブルン宮殿
ウィーンでの最初の研修先は、オーストリアを代表する建物の一つ、シェーンブルン宮殿です。
壮大で豪華な建物に圧倒されました。宮殿の中にはオーストリア歴代の王様にちなんだ部屋や、歴史的な出来事に大きく影響を受けたものなど、ガイドさんの丁寧で分かりやすい説明を受けながら見学しました。
ここで、全員で記念撮影。
シェーンブルンをあとにして、バスに乗り込みウィーン中心部へ。バスに乗り、ガイドさんからのウィーンの街の成り立ちや、有名な建物や教会、オペラ座や学友協会といった音楽施設、ウィーンで活躍した作曲家の家やゆかりの建物など、左右をキョロキョロしながら、みんな説明を聞き入っていました。
◆昼食
昼食は旧市街のレストランで、オーストリアを代表する料理をみんなでいただきました。
日本ではなかなか食べることのできない食事がうれしかったし、外が寒かったので温かい料理にとても癒されました。
昼食のあとは、市立公園の中にあるシュトラウス像の前で記念撮影。
◆ハイリゲンシュタット、ベートーヴェン博物館
ベートーヴェンがドイツからウィーンに移り住んだ際に、実際に生活をしていたエリアに足を運びました。
ハイリゲンシュタットは、ベートーヴェンがよく散歩をしていた場所で、その側には小川が流れています。交響曲第6番「田園」の着想を得た場所とも知られ、ベートーヴェンが歩いた道をみんなで歩いてみました。
その後は、ベートーヴェンが実際に住んでいた住居を展示している、ベートーヴェン博物館での研修。ここには、作曲する際に使っていたピアノや耳が聞こえにくくなってきた頃に使用していた、骨伝導補聴器などが展示されていて、ベートーヴェンの生きていた当時に触れるような体験をしました。
その後、ウィーンをあとにして、レッスンやコンサートを行う次の目的地、チェコのブルノへ。
バスに乗って約2時間、ブルノに到着しました。
到着した頃にはすっかり暗くなってしまいましたが、お城や教会がライトアップされていて、ウィーンとは違った雰囲気を感じました。
明日からは、ヤナーチェク音楽院でのレッスンやコンサートに向けての取り組みが始まります。今日はゆっくり休んで明日からに備えます。
(生徒の記録より)
・ウィーンへ到着。日本とは、風景から言語や通貨などすべてが異なり、初めての体験が多い一日でした。シェーンブルン、ハイリゲンシュタットは学べることがものすごく多かったのでとても書き切れません。ここから気を引き締めていきます!(A.R.)
・シェーンブルン宮殿では2つのチームに分かれ、イヤホンガイドで解説を詳しく聴きながら回ることができました。ベートーヴェン博物館やハイリゲンシュタットにも行き、ベートーヴェンを身近に感じることができ、もっともっと勉強して演奏しないといけないと思いました。(K.Y.)
・ウィーンについておいしいお昼御飯を食べて元気を出した後、公園を散策したり、ベートーヴェン博物館で研修したりと、充実した一日目でした!!外を徒歩で移動することで、よりヨーロッパの空気を感じることができたように思います。(K.S.)
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11月14日(水)午前2:07(現地 13日(水)18:07)
引率団より、無事、ブルノのホテルに到着したとの連絡が入っております。
全員、元気です。