「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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12月3日(火)
本日から、後期中間考査が始まりました。3年生にとっては卒業考査となります。
みんな朝から、教科書やノート、単語帳などを開いて、各自最後の追い込みに必死の様子。ギリギリまで友達同士、問題を出し合ったり、わからないところを確かめ合ったりしていました。
考査期間中の午後には、教職員のさまざまな会議や研修が組まれています。本日は、教職員研修会が行われました。
講師に、京都教育大学発達障害学科教授で、同大学教育創生リージョナルセンター 総合教育臨床センター 学びサポート室長の、小谷 裕実 先生 にお越しいただき、「学習活動において困りのある生徒への理解と支援のあり方について」というテーマで研修を行いました。小谷先生は、京都市立高校支援スーパーバイザー・京都奏和高校スーパーバイザーもお務めくださっています。
初めに、現在のインクルーシブ教育とその支援が20年ほど前からどのような経緯をたどって発展してきたか、行動特性の4つの類型と対応のヒント、高校での課題、大学・就労における支援等、学術的な知見をわかりやすく、また、具体的な場面や例示に落とし込んでのご講義をいただきました。
続いて、教職員が4つの班に分かれて、グループワークを行いました。小谷先生が二つのケースをお示しくださり、それぞれについてその理由と具体的な対応などを各班で話し合いました。活発な討議が行われ、あとの発表では、さまざまな意見やアイディアが出ました。
最後に、小谷先生のまとめのお話と質疑応答、アドバイスを頂戴して、15分ほど予定を超過して研修会を終えました。
終了後には、熱心に質問する教員も複数いて、たいへん有意義な学びの機会となりました。今日の学びを日々の教育活動に生かしていきたいと思います。
小谷先生、ご指導ありがとうございました。