「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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12月13日(金)
18:30から本校音楽ホールにおいて、「堀音NEXT ECHO」の主催で第7回きらめきコンサートが開催されました。
この「きらめきコンサート」は、2015年に「音楽の街クラシックホールの夕べ」と題して展開されはじめたコンサートシリーズのうちの一つです。本校の生徒たちを常々温かく見守り、育んでくださっている市民の皆様に向けて、その成果を発信するとともに、将来の活躍が大いに期待される若き音楽家のお披露目の場として、本校卒業生と本校生、2人によるコンサートとして企画されたものです。本校校歌の歌詞から「きらめきコンサート」と名付けられ、コロナ禍の中断を経て、昨年度4年ぶりに再開され、今回で7回目を迎えました。
今回は、本校72期卒業生で、現在、相愛大学4年に特別奨学生として在学中の 日下部 愛実 さん(フルート)と本校3年生の 尾崎 晴野 さん(ヴィオラ)の出演でした。
はじめに、尾崎さんが、ピアノ伴奏に 姫野 真紀 さんをお迎えし、シュターミッツ「ヴィオラ協奏曲第1番ニ長調Op.1」より第1楽章、シューマン「アダージョとアレグロOp.70」、クラーク「ヴィオラ・ソナタ」を披露【写真1枚目】。フレッシュな、そして、堂々たる演奏に大きな拍手が沸き起こりました。
次は、日下部さんの登場です。まず、45期卒で本校講師 長谷川 智子 先生ご作曲の「月の詩(ポエム)」を演奏。15年程前に日下部さんのお母様である日下部早智さんによって初演された曲だとのこと。続いて、同じく長谷川先生作曲の「2_2」を。こちらは今回の愛実さんが初演となりました。演奏後にステージに迎えられご挨拶をされた長谷川先生【写真2枚目】からは、幼いころから交流があり堀音の教え子でもある愛実さんへの温かいエールが贈られました。
日下部さんは、続いてフランク「ソナタ イ長調」を熱演【写真3枚目】。3曲とも、ピアノ伴奏は72期同窓生の 袖岡 英都 さん(東京藝術大学4年)で、二人の息の合った素晴らしい演奏でした。
アンコールでは、日下部さん、尾崎さん、袖岡さんの3人の心にいつもある曲、本校校歌「海を遠く」を聴かせてくれ、満員のお客様からの温かい拍手が鳴りやみませんでした【写真4枚目】。
若き音楽家たちのこれからの活躍を、どうぞご期待ください!
堀音NEXT ECHO の皆様、ボランティアで運営に加わってくれた生徒の皆さん、たいへんお世話になり、ありがとうございました。
【写真5、6枚目】終演後、先生方と。