「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
〒604-0052 京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1[MAPを見る]
TEL. 075-253-1581 FAX. 075-213-3631
12月21日(土)
国立京都国際会館で、「京都探究エキスポ」が開催されました。
このイベントは松井京都市長と西脇京都府知事との府市トップミーティングにより実現したもので、府立と市立の高校生が一堂に会して、日頃の探究活動の成果を発表・交流する初めてのイベントです。
午前10時30分。
大きな国際会議で使われる、あのメインホールが、京都の高校生、中学生とその保護者の方々、また、教育・経済関係者の方々で埋め尽くされています。そこへ、ステージに颯爽と登場した本校生徒たち。堀音 金管八重奏による「開会を告げる演奏」で、幕開けです!
これから始まる探究発表のセッションへの期待を高めるような軽快で伸びやかなメロディを、爽快な輝かしい音色で響かせ、オープニングを飾りました。【写真1枚目】
朝から、いたるところでてきぱきと動いているのは、黄色い法被を着た「生徒実行委員」たちです。府立・市立から38名の生徒が集まり、準備から当日運営まで、中心になって頑張ってくれました。堀音からも2名の生徒が参加。来場者のサポートや裏方の業務をこなしてくれています。
オープニングセッション中、来賓誘導をしていたのは、堀音の実行委員でした!【写真2枚目】
発表セッションには府立・市立の51校が参加。府市合同チームや市立高グローバルリーダー育成研修のチームを含め、115本の発表を、午前・午後に分けて、セッションが行われました。堀音からは、1年生チーム2名、2年生チーム2名が「総合的な探究の時間」での取組を発表しました。【写真3枚目:2年生、4枚目:1年生】
はじめのうちは、原稿やメモに頼りながらの発表でしたが、回を重ねるごとに、聴衆の眼を見ながら自分の言葉で訴えかけることができるようになっていきました。聴衆からの質問にも、素早く考えを巡らせ、しっかりと応えようと努めていました。多様な視点から質問を受けることによって、新しい気づきや次への問いを与えていただくことができ、発表生徒たちは、探究の面白さに改めて気づき、セッションの楽しさを十分味わっているようでした。
午前のセッションの終わりには、京都大学教授の谷口忠大先生から、講評と高校生へのメッセージがおくられました。
昼食休憩の時間には、生徒実行委員らによる「京都の高校について知ろう!3択クイズ」が、午後の最初には、東京大学教授の松尾豊先生によるご講演「生成AI時代に皆さんはどう学び、挑戦すべきか」、続いて、東京大学鈴木寛先生をモデレーターに府市代表生徒によるパネルディスカッションなどもあり、盛沢山の内容でした。
金管八重奏、探究発表、生徒実行委員とそれぞれの立場で、他校の高校生や先生方、ご来場の方々とつながるなかで、さまざまな学びを得ることができた一日でした。