「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
〒604-0052 京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1[MAPを見る]
TEL. 075-253-1581 FAX. 075-213-3631
明けましておめでとうございます。
旧年中は、本校へのさまざまなお支えや応援をありがとうございました。
本年も教職員一同「『人とつながる音楽家』の育成」を念頭に置いて、日々の教育活動に心を込めて取り組んでまいります。引き続きのお見守りを、どうぞよろしくお願いいたします。
1月8日(水)朝、全校生徒と教職員がホールに集合、冬休み明けの全校アセンブリーを行いました。プログラム冒頭の校歌合唱で、令和7年の堀音の幕を開けました。
校長の挨拶は、石川啄木の短歌
「なんとなく今年はよいことあるごとし 元日の朝晴れて風なし」
の紹介からはじまりました。
そして、全国高校ラグビーに出場を果たした、京都工学院高校の試合を花園ラグビー場で初めて「ナマ」で観戦した予想以上の感動から、生徒たちの音楽をいつも「ナマ」に聴くことのできるありがたさを改めて感じたこと。生徒たちの音楽をたくさんの人々に直接、「ナマ」で伝えることの意味、そして、最近特に、さまざまな機会を堀音の生徒たちにいただくコンサート ―それは「ナマ」の音楽を心身に空気の振動として直接感じられる好機― に、できる限り足を運ぼうという呼び掛けがありました。
続く音楽科主任の話は、自身の初夢の話から、今年もそれぞれの学年が自分たちの目指す「本番」に向かって、健康に留意して、毎日精一杯練習を積み重ねる大切さが語られました。
企画推進部教務主任からは、年末に自宅に郵送した、後期中間考査までの学習状況の連絡票を振り返りの材料として見られているか。冬休みで少し生活のリズムを崩した人もしっかり立て直して、身も心もぴりっと引き締まる寒さを味方につけながら、本日2時間目から始まる授業を大切にしよう、と締めくくりました。
今日から始まる日々は、来年度に向けてとても重要な1日1日。76期は国公立大学への進路実現の第一関門である、共通テストが10日後に、また、その直後には卒業実技試験も控えています。77期、78期の生徒たちは自身の進級に向けての実技試験や、76期の先輩たちの卒業演奏会を成功させるべく、その準備にも、力を入れる時期です。そして、堀音79期を目指す中学生たちの挑戦の日まで、もう1か月をきっています。
春を待つ桜の木が、上質の桜色を枝に蓄えるこの時期、私たちも「その日」のために、内なる力を獲得する充実した時間にしたいと思います。