「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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1月17日(金)、今朝の堀音は、「1月17日 阪神淡路大震災から30年の今日の教職員連絡会を始めます。」という言葉でスタートしました。あの日のこと、そして、それから後にも発生している国内外の災害によって傷ついた人々や、復興に尽力されている多くの人々に思いを致す1日となりました。
76期3年生は、4時間目終了後、LHRを実施しました。明日実施の大学入学共通テストに向けての激励、ということはもちろんのこと、多くの教職員が3年生のこれまでのがんばりを労い、一人一人の未来を励ます時間となりました。
司会の進路指導主事の促しで、まず、校長がメッセージを伝えました。決して楽ではなかったであろう堀音での時間を積み重ねて、よく今日の日まで来た。また、仲間とともに、音楽を芯に持って、たくさんの学びを得たみなさんは、きっと大丈夫な人に成長している。そんな皆さんに敬意を持っているし、同時にとても羨ましく思っている、ということが語られました。
そして、堀音の先輩がご講演のなかで生徒たちに下さった、「堂々と演奏してください」という言葉どおり、明日もこれからも「堂々と」進んでいってほしい、とエールを贈りました。
また、日ごろ何かと生徒たちがお世話になっている教頭が、1,2年生が3年生に届けた“花束”を教卓に置いて、熱い言葉を伝えました。そして、3年間一番近いところで76期を支えてきた担任と副担任からの、温かな言葉が続きました。担任は、「すでに自分の進路が確定していて、共通テストは受験しない生徒も、共通テストの準備も含むここまでの授業に真摯に取り組んでくれた。今日この時間も、一緒に過ごしてくれることに感謝する。そういうふるまいで、言葉にしなくとも頑張る仲間を応援する思いを感じてきた。」と、「受験は団体戦」の強さを伝えました。
その後、進路指導主事から明日に備えての丁寧な注意点の確認があり、最後は応援にかけつけた教職員全員から、一言ずつの激励が伝えられ、心のこもった拍手の音が何度も教室を満たしました。
堀音の生徒たちは、本番の試練を何度も乗り越えてきています。緊張感を味方につけることも、応援の思いを自分の力に変えることも、たくさん経験してきました。新たなステージへの熱い思いを胸に、これまで積み重ねた力を、思い切って発揮してきてください。
大丈夫!
写真 上:1月はじめのLHR時に、生徒自治会から1,2年生全員のメッセージカードで作成された”花束”の贈呈。
写真 中:生徒の心の拠り所、担任より!
写真 下:教職員からの、個性あふれるメッセージが続きました。