「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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2月12日(水)本日から土日のお休みを挟んで18日(火)まで、1,2年生の進級実技試験が行われます。
初日の今日は、午前に1年生の専攻ピアノ、1年生専攻作曲の生徒の副専攻ピアノ、午後に1年生、2年生の副専攻ピアノの試験を行いました。2年生の午前中は時間割変更を入れての授業を並行して行いました。審査の音楽科教員とともに、ピアノ非常勤講師の先生方は、お昼休憩を挟んでの長丁場の審査にも関わらず、生徒ひとりひとりの演奏をしっかりと聴いてくださいました。
本校のホール下手からステージへ。客席後方にずらりとお並びの審査の先生方の前で、抽選で決まった演奏順に従い、演奏番号と名前を言ってから演奏を始める生徒たち。緊張がこちらにも伝わってきます。このようなシビアな経験を授業の中で積み重ねられることは、とても恵まれたこと…とわかるのは3年生になってからの生徒も多いかもしれません。今日までの学びの成果を発揮すべく、熱のこもった演奏を1年生のピアノ以外の生徒も固唾を飲んで見守ります。よくがんばった!と思っても拍手はしないのが実技試験のルール。淡々と次の生徒が登場します。そんな緊張感のある会場内で撮影をするのは憚られるため、掲載した試験中の写真は、調整室のガラス越しに撮影したものです。
午後からは副専攻ピアノの試験。この試験は1年生から名列順に演奏をする、客席から直接ステージにあがるというスタイルで、テンポよく進みます。日頃自分の専攻の楽器を演奏するときとは違う生徒の姿や表情が新鮮です。それぞれのピアノの技術力や表現力の進捗状況に合わせて、担当の先生と相談して決めた曲を演奏していきます。
職員室では、大型モニターにホールの様子を中継し、仕事などのため、ホールで聴くことが難しい教職員も生徒を見守りました。
本日の試験を受けるべき生徒は、全員、欠席遅刻なく審査を受けることができました。若い音楽家たちにとって、体調管理も重要な仕事。その側面からサポートしてくださるご家庭に、改めて感謝申し上げます。