「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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8月5日(火)大阪・関西万博内 ウーマンズパビリオン 2F「WA」スペースで、イベント「未来のオアシス~五感で感じる涼感アート~」が開かれました。このイベントは、京都市立美術工芸高校、大阪府立工芸高校、京都市立京都工学院高校と本校の代表生徒が集まり、「未来のオアシス」をテーマにパネルディスカッションやワークショップを行うものです。本校からは3名の生徒が参加しました。
前半はオープニングのあいさつなどの後、パネルディスカッションが行われました。まずテキスタイルデザイナーの千本木晴さんが、自分の作品の紹介や作品制作のプロセス、そして表現の手段として自らが布を選んだ理由などを語られました。そのあと千本木さんの話を受け、上記4校の代表のパネラーがそれぞれ一人ずつ、建築やデザイン、映像などものづくりや芸術の専門性を生かして、自らが考えた「涼感を感じるアート」を発表していきます。本校の代表生徒は「教会旋法」の独特の響きを生かした環境音楽を流すことで涼しさを感じられるのではないかと提案しました。
それぞれの発表後、ディスカッションが行われましたが、それを受けた最後の千本木さんよりのコメントでは「テーマについて様々な角度からアプローチがなされたが、最後はつながりがあった。」と語られました。
後半は、美術工芸高校で染められた布を使い、会場にいる人全員がそれぞれ、涼しさを感じられるものを作るというワークショップが行われました。短時間で与えられた素材だけで作成しましたが、気が付けば会場全体の人が夢中になり、様々な「涼しさを感じさせるもの」が作られていました。
最後は、このイベント全体を通じて考えた、「未来のオアシス」について、携帯のアプリなどを使って会場全体で意見を共有しながら考えていきました。
このイベントは、参加した生徒にとっては普段の学校生活で出会うことのない、ほかの学校の生徒たちと芸術についてともに考えることができ、音楽家を目指すものとして大いに刺激を受ける機会となったようでした。
8月6日(水)から8月17日(日)までは学校閉鎖となります。このホームページの記事もしばらくお休みさせていただき、学校閉鎖が明けましたらまた再開させていただきます。