「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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9月14日(日)と15日(月・祝)の2日間にわたり、「JAPAN DORAKU 2025 in 二条城」というイベントが開催されました。その中で、「京都府&ジョグジャカルタ特別区友好提携40周年記念」の企画として、インドネシアから「ジョグジャカルタロイヤルオーケストラ」が来日し、本校とのセッションステージが実現しました。
本校からは弦・管・打楽器の生徒約20名が参加し、前日の13日(土)に初めて合同練習を行った後、すぐに本番を迎えるというスケジュールでした。
本番では、両日とも民族衣装をベースにした異なる衣装を着用し、女子生徒は伝統的な髪型にセットしてもらい、ステージに立ちました。
ジョグジャカルタロイヤルオーケストラは、ジョグジャカルタ王国の伝統に根ざしたガムラン音楽と西洋クラシック音楽の両方に深い知識と技術を持つ団体です。今回のステージでは、そのメンバーとともに3曲を共演しました。1曲は本校のオーケストラ定期演奏会でアンコールとして演奏した曲でしたが、残りの2曲はジョグジャカルタの民謡をガムランを交えたオーケストラ曲にしたもので、とても雰囲気のある曲でした。
インドネシアのオーケストラと共演すること自体が貴重な経験ですが、ガムラン入りの曲を演奏すること、バティックの衣装を着てステージに立つことなど、普段ではなかなか体験できないことばかりで、生徒たちにとって本当に素晴らしい経験になったと思います。
ジョグジャカルタロイヤルオーケストラの方々からは、生徒たちの演奏レベルの高さを大変褒めていただきました。とても嬉しいことでした。
また、準備や終了後の時間には、生徒たちが積極的に英語でコミュニケーションをとっていたのも印象的でした。「ジョグジャカルタの人たちはとても面白くて優しかったです」と話す生徒もおり、笑顔で交流する姿が見られました。
イベントの最後には全員で記念写真を撮影し、今回のセッションは終了しましたが、「次はぜひジョグジャカルタに来てください」と言っていただけるほど、素晴らしい交流ができたのではないかと思います。
テントはあったものの、暑い中でのステージでしたが、生徒たちは本当に頑張ってくれました。