
「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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10月と11月に2つの本番があります。10月25日(土)の城巽フェスティバルと11月23日(日・祝)のKyoto Music Caravanです。(詳しくは別の機会にお伝えします)
この2つの本番に共通している曲がプーランク作曲の「2台のピアノのための協奏曲」です。本校のオーケストラがいわゆる「協奏曲」を取りあげることはまれで、定期演奏会の○周年記念のような特別な時に取り上げられています。(ちなみにプーランクのこの曲は1997年に堀川高校から独立して京都市立京都音楽高校になった時の記念の定期演奏会で取り上げられました)
協奏曲は交響曲などのいわゆるオケの曲を作り上げていくのはまた違った独特の難しさがありますが、今回のソリストは2名とも本校の音楽科の教員がつとめるので、合わせの練習は一般的な客演のソリストの場合と比較すると多くの時間を取ることができますので、丁寧に音楽づくりができるように思います。
この曲はピアノを2台使うため、天板を外した状態でピアノを向かい合わせにして置き、それを取り囲むような形で弦楽器が配置されます。オーケストラのメンバーも普段とは違う景色や距離感での演奏になるため戸惑う面もあるのかなと感じました。
今日が2回目のソリストとの合わせでしたが、1回目と比べると格段に良くなっていて、この2週間、どこまで独特の色彩やフランスの香りをまとった演奏になっていくか本当に楽しみです。

