
「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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11月13日(木)
6:40頃(現地時間12日(水)22:40頃)、78期生はウィーンでのシェーンブルン宮殿とハイリゲンシュタットでの研修を終え、無事ブルノのホテルに着きました。そして、12日(木)の活動の様子が届きました。
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11月12日 天気 曇り 気温 朝3度 午後6度
◆ウィーン到着
経由地のドーハから6時間のフライトでウィーン国際空港に到着しました。ウィーンに降り立った瞬間、周りは真っ白な霧に包まれていて、幻想的な雰囲気を醸し出していました。これぞ、冬のヨーロッパというような空気を感じました。吐く息は白くなり、とても寒かったですが、みんな楽しみにしていたヨーロッパに来ることができて大興奮でした。
合計18時間のフライトお疲れさまでした。飛行機で一緒になった、海外の方と英語で会話している人もいて、日本の今の季節についてなど、色んな話をして交流をしていました。これもまた、旅行の素敵な醍醐味ですよね。
少し緊張した入国審査を経て、空港内に。無事、全員の荷物も受け取り、バスに乗り込みました。そして、ウィーン市内へ!
◆シェーンブルン宮殿
ウィーンでの最初の研修は、オーストリアを代表する建物のひとつ、シェーンブルン宮殿です。
壮大で豪華な建物に圧倒されました。宮殿のシンボルカラーの黄色と、霧の白が合わさってとても幻想的な景色が見れました。
中にはオーストリア歴代の王様にちなんだ部屋や、歴史的な出来事に大きく影響を受けたものなど、ガイドさんに丁寧で分かりやすい説明を受けながら見学をしました。
ここで、全員で記念撮影。
◆ウィーン中心街
その後、ウィーン中心部に移動をして、市立公園にあるヨハン・シュトラウス記念碑の前で集合写真を撮りました。今年は、ヨハン・シュトラウス生誕200年の記念の年。そんなタイミングで来れたこと嬉しく思いました。
昼食はレストランでウィーンの伝統料理であるシュニッツェルとウィーン名産のアプリコットのジャムを使ったパンケーキを食べました。シュニッツェルの大きさにびっくりしていたようですが、長旅の疲れが吹き飛ぶくらい美味しかったです。
◆ハイリゲンシュタット
昼食後は、ウィーン市内をバスで見学しながら、ベートーヴェンゆかりの場所であるハイリゲンシュタットへ。
ベートーヴェンも散歩した、小径や生活をしていた建物が展示されている、ベートーヴェン博物館を訪れました。
ヨーロッパでレッスンを受ける前に、行くことができて良かったと話して人や、ベートーヴェンの当時の記録を記した資料を手にして、理解をより深めようとしている人もいました。
演奏するだけでなく、背景や作曲家の当時の思いや、同じ景色を見るということはとても重要なことであるし、その大切さを実感したとても良い時間でした。
その後、ウィーンを後にし、チェコのブルノに移動しました。
明日からはいよいよ、ブルノのヤナーチェク音楽院でのレッスンとコンサートに向けた準備が始まります。
音楽の本場での演奏、経験、日本との違いなど色んなことを感じて充実した時間を過ごしたいと思います。


