「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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1年の時の長唄三味線、筝曲の講義に続き、今回は日本の管楽器です。
尺八の寄田真見乃先生、日本音楽史ご担当の井口はる菜先生をお迎えし、楽器のこと、簡単な歴史をお話しいただきました。室町時代からのものと思われがちですが、日本には奈良時代に伝来し、また楽器の起源は紀元前と伺って、その歴史の長さに驚きました。「どうしてこんなに続いたのだと思いますか?」という生徒からの質問も出て、寄田先生の「良いものであったから続いているのだと思います」とのお答えに生徒たちは頷いていました。
体験学習では、ともかく音を出すだけでも大変そうでした。四苦八苦の合間にふいに音が出たりすると、笑いでいっぱいになるような楽しい学習でした。
一音に魂が宿るごとく、先生の尺八の音色は多彩で音の高さや長さも自由で豊かでした。惹きこまれるような空気と余韻。体験後は一層真剣に鑑賞しているようでした。寄田先生、井口先生、ありがとうございました。