「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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筝の野田弥生先生、野田友紀先生をお迎えし、日本音楽史担当の井口はる菜先生の解説により、《日本の室内楽-筝を中心とした糸のしらべ-》を受講しました。
生徒用の箏20面のほか、大変珍しい楽器をいくつもお持ち頂き、部屋いっぱいに日本の弦楽器のある中で、先生方の演奏を間近で鑑賞したり、楽器の特性を聴き比べたりできる貴重な時間となりました。特に先生方による胡弓・三味線・筝による三曲合奏は心にしみました。
楽器や歴史、筝組歌・段物や、流派による違いなどを説明して頂いたほか、楽器の胴に弦を張る「糸締め」の実演を見せていただき、滅多にみることのできない楽器の構造や成り立ちを目の当たりにしました。また後半は自分たちで壱越平調子に調弦し、「さくら」を演奏しました。
本物に触れ、西洋音楽との違いをたくさん感じることができるひと時でした。先生方、本当にありがとうございました。