「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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11月20日(火)・21日(水)
第8,9日のレポート(最終)をお届けします。
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21日(水)
今日も朝から雨と雪の寒いウィーンでした。
帰国のための荷造りを済ませ、早い朝食をいただき、まずは、ベルヴェデーレ宮殿へと向かいました。宮殿内のオーストリアギャラリーは、素晴らしい絵画が多数展示されていますが、19世紀末の画家クリムトのコレクションが、特に有名です。朝一番の入館だったため大変空いていて、生徒達はクリムトの「接吻」をはじめとする作品を、ゆったりした気持ちで鑑賞できたようです。
いよいよ、最後の研修はウィーン中央墓地です。広大な墓地の32区には、ウィーンで活躍した大作曲家達が眠っています。ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ヨハン・シュトラウス父子のお墓、そしてモーツァルトの記念碑に向かい、全員で「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を歌いました。生徒たちの心には、大作曲家への尊敬の気持ちと、自分の音楽をさらに高め、再びヨーロッパに来ようという気持ちが膨らんだのではないでしょうか。
生徒たちは、数名体調を崩しかけていましたが、看護師さん曰く、「薬等の準備が良く、体調の自己管理の意識が高い」ということで、結果として、全員無事にウィーン空港から日本に飛び立つことができました。
22日(木)
予定どおり、関西国際空港に到着。
簡単な解散式を行い、お出迎えくださった校長先生より、「旅行の成功おめでとう!でも家に帰るまでが研修旅行です」とのお話をいただき、保護者の皆様をはじめ、多くの方々に感謝しつつ研修を終えることができました。
ありがとうございました。 (教員M.K.)
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【写真上】ヴェルベデーレ宮殿にて
【写真中】中央墓地32区にて
【写真下】関西国際空港にて(研修旅行委員長の挨拶)