「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
〒604-0052 京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1[MAPを見る]
TEL. 075-253-1581 FAX. 075-213-3631
6月11日(火)
《歌舞伎の音楽 長唄ってなに? ~知る・見る・聞いてみよう~》
と題した1年生文化探究事業を行いました。
入学して初めて邦楽を体験する1年生たちは興味津々で、越後獅子の演奏、三味線の構造、雪の降る音や幽霊の登場といった歌舞伎のBGM、狸や秋の虫の鳴き声の表現に、全員食いつくように聞き入っていました。
また三味線の体験ではほぼ全員が手を挙げて希望する中、代表で体験した数組の生徒たちが杵屋寿哉先生に手ほどきしてもらいながら、杵屋浩基先生と一緒に演奏したり、最後は今藤小希郎先生に教えてもらった勧進帳の一節を全員で唄うなど、最初から最後まで元気いっぱいに長唄の魅力を体中で感じとっていました。
日本の音楽を身近に感じた授業でしたが、伝統的な古典だけではなく、現代音楽にも新たな挑戦をされている先生方のお話に、生徒たちはこれからの自分達の挑戦に勇気をたくさんもらうこともできたと思います。
お世話になった杵屋浩基先生、杵屋寿哉先生、今藤小希郎先生、井口はる菜先生に、この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。