「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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11月17日(日)
本日は,ブルノを発ち,ウィーンに向かいました。途中のスーパーでコルナを使い切って(?),国境を越え,とうとうと流れるドナウ川を横に見ながらウィーンの街中へと進んで行きました。
昨日のコンサートは満席の上,スタンディングオベーションも出る大盛況で,さすがに生徒たちの疲労の色は濃く,バスの中ではほとんど皆すやすやと眠っている状態でしたが,ウィーンの街を見,ベートーヴェンハウスに着く頃には,生徒たちの目はキラキラと輝いておりました。
お昼ご飯のホイリゲでは,11月生まれの3人のために,サプライズパーティーが開かれ,ヴァイオリンとアコーディオンの生演奏を伴奏に,みんなで「ハッピーバースデー」を合唱し,誕生日ケーキを分けあって食べました。
夜には,国立歌劇場でオペラ鑑賞。新作で難しい内容でしたが,音高生らしく,学ぶことが多かったようでした。
明日はカールス教会でのコンサートです。(教員Y.H.)
【写真上】ベートーヴェン遺書の家にて
【写真中】ベートーヴェンの散歩道にて
【写真下】オペラ座にて
以下は,生徒からの報告です。
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ブルノからウィーンへと移るバスからの景色はとてものどかで,スメタナの「モルダウ(ヴルタヴァ)」の農民の結婚式の情景と音楽が頭に流れてきました。
ウィーンへ行くとチェコとは違ったパリッとした雰囲気の建物など都会の街並みが広がっており,見た目からも都ウィーンを感じました。ハイリゲンシュタット(ウィーンの森)は,本当に豊かな自然で色様々の落ち葉のじゅうたんがふかふかで気持ちよかったです。オペラは新作だったこともあり,演出が斬新で思わず息をのむ場面がたくさんありました。
(S.A.)
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チェコを離れ,本日からはウィーン!! ウィーン1日目から盛りだくさんの研修内容でした。ベートーヴェンやシューベルトのゆかりの地に行けて,この場所やこの絵画からインスピレーションを受けてあの曲が作曲されたんだ…!などと,しみじみ感じました。偉大な作曲家と同じ地に立てて,とても感動しました。
日が暮れてから観に行ったオペラは,私には少し難しい内容ではありましたが,歌手の方々,演出,オーケストラの演奏,どれをとっても素晴らしかったです。舞台に,オーケストラピットに,日本語訳の字幕にと,視線をやるのが忙しかったです(笑)
身体を休めて,残りの研修でもしっかりとヨーロッパの空気を吸収していけたらいいなと思います。(K.M.)