「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
〒604-0052 京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1[MAPを見る]
TEL. 075-253-1581 FAX. 075-213-3631
11月20日(水)
今日はいよいよヨーロッパ研修最終日。「もっとヨーロッパにいたい」という声がしきりに聞こえる中,すべての荷物をまとめ,3泊したルネッサンスホテルをあとに,ベルヴェデーレ宮殿に向かいました。
クリムトの有名な「接吻」などを鑑賞して,最後の研修地「中央墓地」へ。ベートーヴェンやシューベルトなどの墓をお参りして,モーツァルトの記念碑の前でアヴェ・ヴェルム・コルプスを合唱しました。自分たちを楽しませ,かつ苦しませている作曲者に思いをはせ,生徒たちはさらなる成長を心に誓っているようでした。
みんな元気な姿で帰国できそうです。 (教員Y. H.)
【写真上】ベルヴェデーレ宮殿にて
【写真中】クリムト「接吻」
【写真下】中央墓地にて
以下は,生徒からの報告です。
*****************************************************
私たちがいつも向き合っている音楽を作曲した音楽家のお墓に行って,一人一輪のお花をささげてきました。お墓の前で歌った「Ave verum
corpus」は,とても周りに響いて心に残りました。
ヨーロッパ研修全体を通して,毎日たくさんの刺激を,お互いや現地の人々やガイドさんから受け合い,短い間で信じられないくらい成長できたし,有意義な時間になりました。(H.M.)
*****************************************************
まず初めにベルヴェデーレ宮殿に行きました。たくさんの美しい絵画と彫刻を見ました。私は普段,自ら美術品を見ることはほとんどないのですが,ヨーロッパに来て,音楽以外の芸術にもたくさん触れることができて,本当に勉強になりました。
次に,中央墓地に行ってきました。ベートーヴェンやモーツァルト(お骨はそこにはないですが),シューベルト…その他にもたくさんの大作曲家たちが眠っているところで,アヴェ・ヴェルム・コルプスを合唱できたのは,とても感動的でした。一生の思い出です。
今日で最終日ですが,長いようで本当に短い9日間でした。そして,家に帰るまでが研修旅行なので,飛行機内でも“Be Elegant”でしめくくりたいです。(I.R.)