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〒601-8467 南区唐橋大宮尻町22[MAPを見る]
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京都市立開建高等学校の校長の尾崎 嘉彦でございます。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。本日は新しい年度の始まりに当たり、一言御挨拶申し上げます
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本校は、いよいよ4月10日、開校式と第1回目の入学式の日を迎えます。現在、私たち教職員は、新たな歴史を創る開建高等学校の1期生を迎える準備を急ピッチで進めているところでございます。
4月10日に開校いたします「開建高等学校」の校名の由来は、新校地の京都市南区唐橋地域が平安京の条坊制において「開建坊」という地域であり、京都の歴史と地域にゆかりがある名称であるとともに、「次代を開き、新たな創造を生み出す学校」として、これまでにない新しい学校をめざしていくという強い思いを込めております。また、設置学科「ルミノベーション」の由来は、Lumin(ルーミン)という「光」を表す語根とInnovation(イノベーション)の意味である社会に大きな変化をもたらす「新たな価値の創出」を組み合わせて新しく創った言葉です。
生徒一人一人がこれからの学校生活をはじめ未来社会において、明るく輝きを放ちながら、仲間やまわりの人々をも明るく照らしていく存在になってほしい。そして、多様な光と光が融合していく中で、彩ゆたかな大きな光を放って、これからの未来を照らす存在になってほしいという願いを込めております。
これからの社会は、先行きが不透明で予測できない時代と言われています。このような時代だからこそ、新たな価値や様々な革新を協働して創り出していくことが、新たな飛躍となり、光り輝く未来へとつながっていきます。その未来の扉を自らの力で切り開くために、生徒の皆さん一人一人がもっている無限の可能性や良さを引き出し、共に高校生活を過ごす仲間をはじめ、教職員、地域社会など多様な人々との出会いを大切にし、共に考え共に学びながら、様々な経験を積み重ねていく中で、自らの生き方・あり方を見出しながら、自らにとって幸せな人生を創り出して、より良い未来社会を形成する一員として貢献することができる生徒を育んでまいります。
現在、新校地の校舎等の建築工事も順調に進んでおり、6月29日から新校地での教育活動がスタートしていくこととなります。新たな学びの空間L-pod(ラーニングポッド)をはじめプレゼンテーションルームやアリーナ、地域協働スペースを有した図書館、カフェテリア等、特色ある施設・設備が完備されます。新校地で充実したすばらしい高校生活を共に過ごしていくことになります!
結びに、開建高等学校の初代学校長として、強い自覚と責任感をもち、不撓不屈の精神で本校教職員と共に、生徒一人一人が主役となる新しい学校を創ってまいりますので、関係者の皆様におかれましては、これまでと同様に本校の教育活動への御理解いただきますとともに、今後とも御支援並びに御協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
京都市立開建高等学校長
尾崎 嘉彦