やってみたいをやってみる
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10月30日(月)午後5時30分から、金剛能楽堂(京都市上京区烏丸通中立売上る)において「京都市立高校伝統文化体験・能楽鑑賞会」が開催され、開建高校生徒33名と塔南高校生徒3名が狂言と能を鑑賞しました。
平成27年度から続くこの鑑賞会は、京都市教育委員会主催で、一般社団法人京一商西京同窓会様の御協賛、金剛能楽堂様の御協力により、毎年、多くの市立高校生を御招待いただいております。
御来賓や主催者として門川大作京都市長、大竹脩介一般社団法人京一商西京同窓会副理事長、稲田新吾京都市教育長御臨席のもと、初めに門川市長から御挨拶をいただきました。続いて宇高竜成様(能楽師シテ方金剛流)から、能楽の演目を中心とした解説と、代表生徒による能の体験をさせていただきました。
生徒たちは狂言「附子」、能「鵺 白頭」の順で鑑賞しました。
生徒たちはほとんどが能楽鑑賞は初めての経験で、「言葉は難しかったけど、音楽との調和に迫力があった」「狂言はわかりやすく、楽しめた」「能は、衣装や面、舞や動きがとても美しかった」等といった感想をもったようです。
本日の会は、京都御苑の西に建つ金剛能楽堂というすばらしい舞台で、場がもつ「力」を直接感じとりながら日本文化の粋である能・狂言を鑑賞することができ、日本文化の懐の大きさや良さを再発見する大変良い機会となりました。これから国内外で活躍が期待される若い生徒たちが,それぞれの心と体に脈々と流れている日本の伝統に関心をもち、芸術への造詣を深める第一歩となったことと思います。
主催者の皆様をはじめ、お世話になった一般社団法人京一商西京同窓会の皆様、二十六世御宗家金剛永謹様をはじめとする金剛流の皆様、茂山宗彦様をはじめとする茂山家の皆様、また、お忙しい中お越しくださいました門川京都市長にも改めまして御礼申し上げます。誠に有り難うございました。
※おことわり
宇高先生の「高」の文字は、使用可能文字との関係から、先生の戸籍姓とは異なる文字を使用しています。御理解の上、御海容ください。