やってみたいをやってみる
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2月も終わりが近づいてきました。
学年末試験の時期でもあり試験を前に各授業が最終回を迎えていきます。
2月は京都探究の発表-Kaiken Inplication-カイケン・インプリケーションの時期でもありました。Inplicationの意味は「推論」、企業や団体の方々から提示された「考える素材」をもとに開建生が考えた内容を協議しあう場です。8つの企業・団体の方々から課題をいただき、開建1年生全員がグループを組み、それぞれ興味のある素材に取り組んでいきました。
今回は2月2日(金)にあるPanasonic Designで行われた内容を紹介します。
Panasonicから提示された素材は「孤独や孤立をなくし、地域で協力して『豊かなくらし』を実現したい」というもの。
この素材に正面から向き合い、解決のための具体案を提示したグループもあれば、「そもそも孤独とは無くすべきものなのか」と問いを再考察したグループもあり、それぞれの発表にPanasonicの方が質問や感想を投げかけていかれました。
全グループの発表が終わった後は、座談会。発表を踏まえて企業として取り組んでいる考えなどや、製品化に向けての考えをお聞きします。
採算や利潤なども考えていくものではありますが、デザイナーの皆さんからはやることの意義や熱意の大切さを伺いました。
課題としては、アイデアの提示が中心なので実際にやってみる・作ってみることが大切ですね、ということです。
また来年継続して関わることができる生徒さんがいることを期待しますということでした。
発表終了後は社内の見学。京都の伝統工芸とPanasonicの最先端技術をコラボした面白い製品に生徒たちは興味津々。竹細工の扇風機、西陣織の金糸を配線に使ったスピーカーなど伝統と最先端技術の融合のデザインを垣間見ることができました。
ご紹介をいただいたPanasonic Designの皆様、世界中を飛び回る忙しい時間を縫っての協創活動、ありがとうございました。