Kyoto City High Schools

2024.03.29

 

おさんぽプロジェクト２日目

2日目の午前中は、終日あいにくの雨だったため新たな撮影は学校近くの1か所にとどめ、その他の時間は前日に撮影した写真の選定を行いました。前日に撮影した合計枚数は、1000枚を超え、そこから6枚を選定するのには非常に苦労していました。ピントが合っている合っていないや画角がどうであるか、写っているモデル生徒の表情や姿勢、ストーリー性があるか等を考慮しながら生徒たちで対話をしながら6枚を選定していました。
　昼からは、写真のコピーライトを6枚それそれに分かれて考えるチームと、報告会のプレゼン内容を考えるチームに分かれて作業を進めていきました。コピーライトを考えるのは簡単ではなく、短い言葉でいかに写真に想いをのせるのかを考えていました。何度もアイデアが没になり落ち込んでいましたが、最後に最高のコピーライトができたときの喜びはひとしおでした。
プレゼンチームもブレインストーミングしながら進め、順調に進んでいるかと思えば、1つのスライドのワードを紡ぎだすのに苦戦し、たった1つの言葉を見出すのに1時間もかけていました。それが『ここにしかないありふれた道』という言葉です。「どこにでもあるけど、ここにしかない」というどこにでもある日常とこの京都の地元ここにしかない唯一無二のものを表現したくて、考えを巡らせていました。なによりも大切なのは、その瞬間に本気になるということです。そんなことを感じられた2日目の昼からの時間でした。