やってみたいをやってみる
〒601-8467 南区唐橋大宮尻町22[MAPを見る]
TEL. 075-681-0701 FAX.075-682-7107
京都市立開建高等学校の校長の尾崎 嘉彦でございます。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。本日は新しい年度の始まりに当たり、一言御挨拶申し上げます。
本校は、塔南高校のよき歴史と伝統を引き継ぎながら、令和5年4月10月に開建高等学校が開校し、1期生を迎えました。同年6月には、旧洛陽工業高校の跡地であった京都市南区唐橋校地に移転し、新たな教育活動をスタートいたしました。
生徒の皆さんには、変幻自在な学習空間L-pod教室をはじめプレゼンテーションルームやアリーナ、地域協働スペースを有した図書館、カフェテリア等、特色ある施設・設備を有効に活用し、活気あふれる充実した高校生活を過ごしてもらいたいと考えております。
本校は、新入生(2期生)を迎える4月8日に挙行いたします入学式を控えております。現在、私たち教職員一同、新たな歴史を創る開建高等学校の2期生を迎える準備を急ピッチで進めているところでございます。
「開建高等学校」の校名の由来は、現校地の京都市南区唐橋地域が平安京の条坊制において「開建坊」という地域であり、京都の歴史と地域にゆかりがある名称であるとともに、「次代を開き、新たな創造を生み出す学校」として、これまでにない新しい学校をめざしていくという強い思いを込めております。また、設置学科「ルミノベーション」の由来は、Lumin(ルーミン)という「光」を表す語根とInnovation(イノベーション)の意味である社会に大きな変化をもたらす「新たな価値の創出」を組み合わせて新しく創った言葉です。
生徒一人一人がこれからの学校生活をはじめ未来社会において、明るく輝きを放ちながら、仲間をはじめまわりの人々をも明るく照らしていく存在になってほしい。そして、多様な光と光が融合していく中で、彩ゆたかな大きな光を放って、これからの未来を照らす存在になってほしいという願いを込めております。
これからの社会は、先行きが不透明で予測できない時代と言われています。このような時代だからこそ、その未来の扉を自らの力で切り開くために、生徒の皆さん一人一人がもっている無限の可能性や良さを発見し、共に高校生活を過ごす仲間をはじめ、教職員、地域社会など多様な人々との出会いを大切にし、共に考え共に学びながら、様々な経験を積み重ねていく中で、自らの生き方・あり方を見出し、より良い未来社会を形成する一員として貢献し活躍していく人物(=協創者)を育んでまいります。
結びに、開建高等学校の校長として、強い自覚と責任感をもち本校教職員と共に、生徒一人一人が主役となる学校を創ってまいりますので、関係者の皆様におかれましては、これまでと同様に本校の教育活動への御理解いただきますとともに、今後とも御支援並びに御協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
京都市立開建高等学校長
尾崎 嘉彦