Kyoto City High Schools

2024.10.24

 

10/11～12 能登ボランティア研修

本校防災ボランティアリーダーズは西京高校の皆さんとともに、龍谷大学政策学部 石原凌河 准教授の全面的な協力のもと、地震発生から14度にわたり能登で活動されている龍谷大学生の皆さんと七尾市にある仮設住宅を訪問いたしました。
　朝から手分けして自ら企画したイベントのチラシを配布して回りました。残念ながらたくさんの方に来ていただくことはできませんでした。しかし仮設住宅横のコミュニティセンターで、東京から来られていた別のボランティア団体が昼食提供とゲームイベントを企画しておられ、そちらに急遽参加させていただくことになり、被災された方々、地域住民の方々と楽しい時間を過ごすことができました。
　生徒たちはチラシを配布したからといって簡単に人は集まらないこと、ボランティア活動が現地で他団体とブッキングすることがあること、いわゆる軍手・長靴・スコップでの泥かきのようなボランティア活動のみが支援の形ではないこと等、様々な学びがあったと思います。
　帰りのバスの中では、マイクを回してひとり一人が各自の思いを述べました。龍谷大学の石原先生は「高校生が、こんなにも様々な思いを巡らせ、洞察し、深く学んでくれていることに感心している。」と述べられました。今回の研修をデザインしていただいた石原先生、バス内での被災地域の現状解説や田鶴浜地区のフィールドワークを担当してくれた４回生の山本くん、高校生を下支えしてくれた３回生女子の皆さんに感謝申し上げます。
　今後、災ボランティアリーダーズは今回の研修をしっかり振り返るとともに、後期からの活動をしっかり準備してまいります。